福岡応援blog

素敵な場所や美味しいお店、応援したいアーティストやスポーツ選手などの情報を中心に、福岡の魅力を発信しています。

銀のスプーンのレストラン

2022年03月11日 | グルメ

石橋文化ホールからの帰り道、西鉄久留米駅でラーメンを食べようと思ったら、ラーメン店が1軒も見つからない! 代わりに駅ビル内にある「銀のレストラン」へ行きました。

久留米市に本店を置く人気スイーツ店「銀のスプーン」が経営されているレストランのようで、店内には「地産地消の店」という看板がありました。

銀のスプーン【公式】

 

最も安いメニューの「野菜入りドリア」を頼んだところ、腹八分目のボリューム感ながら、さすがは「銀のスプーン」の看板を汚さないだけの美味しさ。ホワイトソースとケーキの食材には、共通点が多いのかもしれません。そして、チーズにも野菜にも程よい焦げ目が付いており、焼き方にもこだわっているような気がしました(考えてみれば、オーブンを使うところもケーキと共通ですよね)。

思わず「シンプルパフェ(350円)」を注文したくなってしまいましたが、注文しなかったのは不覚でした。なぜならば「銀のスプーン」のコンフィチュールは絶品なので、その過程で作られるフルーツソースも美味しいに違いないからです

 

誕生日祝いや女子会などで行きたい感じのレストランでした。

 

 

 

 


九州交響楽団のドラクエコンサート

2022年03月09日 | 音楽

先日、久留米市の石橋文化ホールで開催された、九州交響楽団による「ドラゴンクエストⅨ」コンサートに行ってきました。毎年恒例の「ドラゴンクエスト交響曲」コンサートですが、今回の公演は特別な意味を持つものでした。長年指揮を務めたすぎやまこういち氏がご逝去された後、初めての開催となり、新たに井田勝大氏を指揮者に迎えた記念すべき公演でした。

すぎやまこういち氏は、クラシック音楽の普及を目指し、どんなオーケストラでも演奏できるよう楽譜を設計されていたそうです。この理念のおかげで、九州交響楽団による美しい演奏が今も楽しめます。会場では、10代や20代の若者が多く見受けられ、自分たちでチケットを購入して訪れた様子に、新しいファン層の広がりを感じました。

まず印象的だったのは、ホルンによるファンファーレでした。これまでファンファーレといえばトランペットを思い浮かべていましたが、ホルンの響きにはまた違った味わいがありました。アルプスの羊飼いが朝を告げるような、爽やかな響きに、胸が高鳴る思いでした。

オーボエの佐藤太一さんによる長いソロも圧巻でした。佐藤さんは、ドラゴンクエストの音楽に感銘を受けて吹奏楽を始め、音楽大学へ進み、現在首席奏者として活躍されています。その背景を知った上で聴く演奏には、すぎやまこういち氏や楽曲への愛が感じられました。

さらに、フルートの「おおぞらをとぶ」の演奏では「ドラゴンクエスト」の世界観が蘇ってくるようでした。弦楽器と金管楽器は、楽器隊全体で一丸となり、力強く訴えるシーンが多々ありました。特にコントラバスは、情熱的かつエレガントな演奏が目を引きました。浅野さんを筆頭とする、コントラバス奏者たちのステージングの美しさは、九州交響楽団ならではの魅力かもしれません。

打楽器陣も見事でした。シンバルやティンパニが雷鳴や稲妻を表現する中、他の打楽器もそれぞれ特殊な効果音で場面を彩り、作品にさらなる臨場感を加えていました。どの楽器にも見せ場が用意されている点に、作曲者のオーケストラへの愛情を感じました。

コンサートのラストを飾ったトランペットのファンファーレは、まるで天に突き抜けるような迫力がありました。光が射すというより、その逆を行くような感覚で、心を強く揺さぶられました。

指揮者の井田勝大氏自身が「ドラゴンクエスト」のプレイヤーでもあるため、楽曲への理解が深く、お話が印象に残りました。このコンサートを通じて、すぎやまこういち氏の遺した楽曲と、九州交響楽団の素晴らしさを改めて実感しました。記念品代わりになるプログラム、欲しかったな。

 

 

 

 


福岡市動植物園

2022年03月05日 | 旅行

温かくなってきたので「福岡市動植物園」に行ってきました。

福岡市動植物園

 

思っていたより、すごかった! そして料金は、動物園も植物園も、全部見られて600円。入場料が数千円の「海の中道マリンワールド」と比較すると、施設の立派さや新しさ、飲食店や売店は互角レベルであるにも関わらず、破格の安さ。

 

思ったこと

  • 中はとても広く、1日では回り切れず。いっそのこと、価格設定を以下のようにして、2回ずつ来てもらうようにしてもいいのでは…
    • 植物園+動物園Aゾーン:600円
    • 動物園Bゾーン:600円
  • 売店:こんな商品があるといいかも
    • 博多人形師には(干支の置物など)動物作品を得意としている方がいるので、アムールトラやレッサーパンダ、鳥シリーズなどを置いてみたら、子供だけでなく大人にも売れそう。
    • 福岡市動物園の人気者にちなんだ「にわかせんべい」があるといいかも。
    • 石村萬盛堂の銘菓「鶴の子」は、卵白で出来たマシュマロの中に卵黄で出来た餡が入っており「鳥の卵」をイメージしているのだと思う… とすれば、鶴じゃなくても良いはず… 福岡市動物園限定バージョンとして「孔雀の子」や「フクロウの子」や「コウノトリの子」や「ペンギンの子」を発売しても良いのでは。
  • 植物園にはハーブガーデンがあるのだから、そこで取れたハーブを使用した食堂メニューがあるといいな。そうすれば、見るだけでなく、味や香りも楽しめる。