どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

愛してるというフレーズ

2022-08-14 20:26:00 | 日記


今日は、線画で放置していた「着物の子」に色つけ。絵の具は日本画にも使える顔彩と絵墨。線画が上手くいかなかったのでボツにしようかなと思ったけど塗ってみた。

朝は、「リンとキキ」の続きを描こうと思ってたんだけど、どのシーンの絵を持ってこようかと悩んでやめた。
この話、ちょっと捻くれた話になりそうで、オチが決まってない。
「好きになってもらえなかったら、他の相手を探す」のが健全なのかな?
「愛してる」の言葉は日本語になると嘘くさい響きを感じるのは私だけ?このフレーズは、日本語に合ってない気がする。

「愛」を理由にする人は、「金」が本意だったりするじゃないか。少なくとも私の周りには、そういう人間ばかり。
だから、私はセリフに「愛してる」は昔から使わない。余程なことがないと。

私のキャラクターのカケルは、散々酷いことをして来た自分を分かってしまったから、「ゴロツキの自分は、この真っ直ぐな女性に愛してるなんて言えない。」と思う。
アオイは「愛を語るなら資格がいる。僕は君を裏切らない」と誓う。裏切ったのは、若い頃です。
あかりは、「好き」としか言わない。

一応、キキのセリフで「片思いが愛じゃないなんてことはないと思う。」と言うのは入れる予定。片思いは1番美しい愛だと誰かが言ってたな。


リンとキキ2 Missing

2022-08-13 19:55:00 | 日記


「キキの言いつけを破ったら、魔物にあっちゃった!追いかけてくるよ。食べられちゃうよ!」とパニくるリン。キキは、リンの髪を切ってズボンを履かせて。そのまま、地下室を捨ててリンを抱き上げ逃げ出します。
今度は街中で暮らします。リンの髪は男の子のように、もっと切ります。男の子の服を着せて男の子ということにします。

キキは指名手配されています。罪状は誘拐。しかし、誘拐された相手の情報が不明。非公開ではなく、分からないのです。
もちろんキキというのは偽名。顔貌もかなりいじってますが、本当の顔も女顔の幼く見える顔。

アオイは、妻が居なくなってから行方を探していますが、誘拐されるに至るきっかけが、自分が妻を裏切った過去をキキに利用されたので自分を責めています。
その時、昔の女が現れた時、妻の気が崩壊。消えてしまいました。一瞬で身も心も砕け散ったのです。
後になって、砕け散った気の欠片をキキがぎょく(玉)に封じて持ち去ったことが分かります。

欠片からでも再生する。でも今、彼女がどんな姿をしているのさえ分からない。
彼女が消えて20年。20年で潜伏していた地下室を見つけた時は逃げた後でした。

妻は、夫に昔他の女がいたことを知っていました。責めるつもりもない、あの時は仕方ないことと納得していたつもりだったのですが、さすがに話で聞くのと本人が目の前に来るのではパワーがちがいました。

キキは、アオイの妻に片想いをしていました。彼女の過去を知り、カケルとアオイ2人の不実な男達に苦しめられてきたことに怒り涙し、自分ならそんなことしない、私がこの方を守ると誓います。
どんな手を使っても奪い取る❗️

キキは、リンに「結婚して幸せになりました」というラストの童話を話して聞かせます。毎日、毎日。そして、「大人になったら僕と結婚してくれる?」と尋ねます。リンは無邪気に「うん」と答えます。20年経っても10才にもならない。成長が止まっています。

リンとキキは、安宿を転々としながら日銭仕事をします。そして、また一年。全然成長しないリン。


リンとキキ

2022-08-12 12:49:00 | 日記


リンという名の女の子。歳も分からない。櫛を通したことのない髪。気がついたら地下室でキキという大人の男と暮らしていた。外には赤い髪に赤い目の魔物がいて、子供を食べるとキキに言われている。
だから外には出られない。
貧しい暮らしの中で、楽しみはお話しをたくさん知ってるキキが話してくれる物語り。後は、キキが市場で買ってくる色んな匂いの石鹸。

ある時、買ってきてくれた石鹸の匂いは特別だった。その石鹸は使わないで手に持っていた。その匂いを嗅ぐと胸がザワザワした。
キキが市場に買い物に行った日、胸が苦しくて、外に出たくて、怖いより外に行きたいが勝った。

草原を石鹸だけ持って走り回った。すると馬車に乗った赤い髪、赤い目の魔物が2匹近づいて来た。恐怖を感じたリンは、逃げて森の中に隠れた。怖くて吐いて気を失ってしまった。
帰ってきたキキは、リンがいないので探した。すぐに見つけて子供を抱き上げ連れ帰った。リンは、その場所に石鹸を落とした。

息子達から、この国ではあり得ない貧しい身なりの子供が走ってた話を聞いたアオイは、その場所に行く。
そこで石鹸を拾う。その匂いはムスク。


と、いう感じでムスクの香りと葵の花は、このストーリーに絡んできます。
匂いは、記憶を呼び起こすもの。

キキは、ちょっと描いてみたんだけど、今ひとつ。若い大人しい感じの男。だけど、見た目とは大違いの強いメンタルの持ち主。カケルはいい加減な分強いけど、ガチ最強メンタルがキキ。このパートでアオイは2度死にかける。

しあわせは。。。

2022-08-11 16:28:00 | 日記


このキャラはアオイのお母さん、エリ。赤族の国の大臣の一人娘で後の王妃。教養を高めることとオシャレが生き甲斐。
夫と仲が良すぎて子供は居なくて良いと思っていましたが、ある事がきっかけで1人だけ産んでみることにしました。
わざわざ人間の世界で。

それも、普段の生活とはかけ離れた暮らしをしてみたい。もっと夫セキとハラハラする恋愛を楽しんで下界でハネムーンするのだ。

で、このふざけた夫婦はストーリーを作ります。テーマは「許されない恋」。
56才の妻子持ち男と19才の身寄りのない娘になりすまして、人間の世界に紛れ込みます。紛れ込む人間の家の事前調査と選定にかなりの時間が掛かりますが見つけ出し、ついでに人間のふりをしている間は、2人とも記憶を消します。

出会って惹かれあい結婚した過去よ!もう一度!とまぁノリノリで。

今の時代に妾を囲う。
昭和の香りのする平家のぼろ家。
庭に咲く季節の花。夏の初めの葵の花。
本妻に家から叩き出される早川哲也(セキ)とエリと葵のささやかな日常。

お母さんがいて、お父さんが帰ってきて、遊んでくれて3人でご飯を食べる。
この風景が葵というキャラが永遠に求める幸せの原風景です。

反対に本妻の百合と本物の早川哲也にとっての幸せは、金や地位、他人を見下ろすこと、自分が上に行くことです。人間の早川哲也は不摂生な生活で55才で突然死。その瞬間にセキが入れ替わります。


いのち

2022-08-10 11:06:00 | 日記


ちょっと激しくメゲルコトがあった。

私は、入院歴が多数あるので心を病んでる知り合いが結構いる。自殺という別れも多々経験している。

先日、夜11時から翌朝6時まで若い友人から「死にます。二、三日中に死にます‼️」と興奮状態の電話があった。急に怒鳴り散らすので参った。

本当は、助けてほしい。地獄から救ってほしいというSOSなのは分かる。でも、私には助ける術は無い。話を聞くくらいだ。

「死んだら寂しいよ」と私が言ったら「これ以上我慢なんかできません❗️」とかなりの興奮状態になるので困った。「好きにしたら?」とは言えない。

私は、今、かなり普通に近い精神状態に落ち着いているが、私も酷い時期があった。
暴れて看護師の娘にプロの技で押さえつけられた事もあった。自殺衝動が強く保護入院などなど。
ショッキングな閉鎖病棟にも慣れた。何回、閉鎖に行ったか分からんわ。今は閉鎖の方が好きw。

こんなに頭が壊れて、家族に迷惑かけて、「生きる意味」が見出せない。あの頃は、私もそうだった。

自死した知り合いのお葬式には行かない。死んだ瞬間に、ほとんどの家族は、いい家族のふりをするから。病棟で家族の患者を、厄介者、金食い虫と罵っていたのを見たりしてるから。

死んだら、良い人だったとほとんどの人間は上書きされる。それが日本人の美徳だとしたら絶望する。