1月7日は人日の節句を指します。
春の七草で作った『七草がゆ』を食べ、一年間の無病息災を祈念
信州の私の地方は、暮れから『お年取り』と言う行事があり
お寿司や年取り魚料理(ぶりの照り焼きや新巻き鮭の塩焼き等、家庭によって異なる)
お正月料理と同様の料理を頂いた後に年越しそばを食べて
一年間無事過ごせた事を感謝し、お祝いします。
お正月は、お節料理とお雑煮でお祝いしますので、連日御馳走続きです。
家庭によって異なりますが、松の内の芋汁(長芋のとろろ汁)のメニューも定番です。
御馳走続きのお正月の後、七日正月の七草粥は、お正月料理で疲れた胃を休め
従来の生活に戻る節目の料理だと思います。
私はここ数年、長男宅で孫達と一緒に賑やかな暮れとお正月を過ごしています。
一番大きな孫はパティシエ顔負けの美味しいお菓子作りをするので
薦められるままに味見すると、テーブル一杯のお祝いのお料理に
箸が伸び無いほど、お腹いっぱいになりました。
今朝は、お米からゆっくりとお粥を炊いて、七草粥を作りました。
春の七草はスーパーで手軽に入手できます。
スーパーで売られている春の七草。
パックから春の七草を出して、ざるに並べてみました。
右側から、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ
頂いた干支のウサギの小鉢に野沢菜漬けを盛り付けてみました。
暮れからお正月にかけて御馳走続きだったので
七草粥は私の年齢には最適のメニューかも知れません。
質素な料理が美味しく感ずる年齢になりました。