行くの行かないの

２月下旬のある日。

友人から、竹富島の友達に会いに行こうと思うんだけど、行ったことある？と聞かれる。

そこ、私も行ってみたい場所！

それなら一緒に行かない？

ランドナーでの写真旅にしたいから、お互い別行動でも良ければ・・・。

オッケー。

とまあ、こんな感じでとりあえず、蔓延防止措置が解除されるとして計画を進めていた。

３月に入り、友人が島の状況を聞いてくれ、以下の事が分かった。

・島が一番綺麗なのは６〜１０月

・４月は時々寒い日がある

・GW辺りから梅雨入りするので湿気がすごい

・GWから人も多いし料金も上がる

４月に入ると航空券が安くなる（〜GWの前週まで）ため、４月の２週目が候補に上がる。

う〜ん。４月頭は休みづらい。例年忙しい時期ではあるが、前向きに検討しよう。

ちなみに友人は休職中のため、色々合わせると言ってくれた。

調べた結果、

・石垣島行き、航空会社が絞られる。

・航空券＋宿泊のセットパターンが一番安い。

・格安航空会社だと、出発/到着時刻の関係で、２日間は移動のみになる。

　（希望週、Peachの場合）

・安い順に、往路帰路ともに平日。往路平日、帰路土曜。

　往路平日、帰路日曜は一気に値段が上がる。

Peach（成田発）を使った場合、三泊四日は欲しい。そしてランドナー。

ネット検索しすぎたせいで、自転車梱包が不安で仕方がない。初めての飛行機輪行では

FDAを利用。専用ケースがあったので特に気にせず、電車輪行と同スタイルで楽だった。

そういえば飛行機は、まだ２回目なんだな。

ここで一旦、友人には別々でチケットを取ろうと提案。友人はPeachに魅力を感じている

が（そりゃそうだ）わたしは踏み切れずにいた。

宿泊セットを選んだ場合、二人で泊まった方が安いし道中も楽しい。しかし、大手と格安

では旅費がかなり違ってくる。時間の自由が効くのであれば、格安航空券にホテルを別予

約で日数を伸ばしても断然安い。そうなると、こちらは日数的に厳しい。セットにしたら

友人にお得感が無くなってしまう。最終的に、現地合流で落ち着いた。

さて、ダンボールなどの資材を使っての梱包は面倒だし自信が無い。かといって、オース

トリッチOS-500を買うのか。買ってもその後使うのか。それになかなか良いお値段。

格安航空券に輪行バッグ購入、Peachではスポーツ用品受託手荷物料金（片道¥3,900）が

必要。色々と足していくと、お得感がイマイチになってきた。

バッグをどこに預けるのかも考えないといけないし、何より面倒くさがりのわたしが一番

手間だと思っている事、それはタイヤの空気を抜かなければいけない事。現地に着いて空

気を入れるって、そうじゃなくても組立に時間が掛かるんです...。

そんな感じで毎日ネット検索していると、JALのダイナミックパッケージがセールをしてい

る事に気付く。二泊三日、ビジネスホテル泊で３万円。但し石垣着１７時、羽田着２３時。

初日の到着時間も気になるが、帰路がこの時間だと万が一遅れた時に、その後の接続が厳

しいので他の便で検索。すると２２時半着で３万８千円。これかなと思うも、この時点で

もまだ申し込めない。休めるかどうかの見極めに、もう少し時間が欲しい。

そうこうしているうちに、ダイナミックセールが終わってしまった。一旦諦める。

同時進行で、行った後の計画も立てていた。二泊三日で丸二日遊べると仮定。

初日は空港から石垣市街へ移動。二日目は一日中、竹富島。

三日目。夕方のフライトと仮定する。川平湾には行ってみたいので、その後どこに行くか

「石垣島　自転車旅」で検索。すると、一周と言う言葉が目に付く。そんな距離を走った

事がないにも関わらず、どうせ行くなら一周したい。走ったらどうだろう。何時間かかる

のか、どんどんその気になっていく。離島ターミナル付近に泊まるとして、空港からそこ

までの距離を引く。厳しいけど、もしかして行けるんじゃないか。そうか、二日目は川平

に泊まれば実現出来るかも。すでに頭の中は回る事でいっぱい。これもネット検索の罠な

のか...。

後日、目的から外れていることを、人に話してようやく気が付いた。

わたし、ランドナーの写真を撮りに行きたいんだった。一周している場合じゃない。

３月末。

蔓延防止措置は解除されたけど、仕事がはっきりしないと思っていたら、休める！な瞬間

が訪れた。航空券は値上がりしているだろうが諦め切れずにJALのHPを見ると、ダイナミ

ックパッケージのセールが再開されていた。その上、春割もプラス出来る。

こっ、これは行くしかない！

ランドナー購入前から、雑誌で見て行きたかった場所。

購入後、ランドナーの写真を撮りに行きたいと思っていた場所。

　

久しぶりの分解、いい感じにまとめられた。（時間はかかったけどね）

と言うわけで、竹富島に行ってきま〜す。