姫路城、26日に平成の大修理完成式典 ブルーインパルスが祝賀飛行 兵庫
大天守の保存修理完成記念式典を前に、姫路城の上空で編隊を組みテスト飛行するブルーインパルス=25日午前11時50分、兵庫県姫路市(中村雅和撮影)
「平成の大修理」を終えた世界遺産・国宝の姫路城(兵庫県姫路市)で26日に記念式典が開かれるのを前に、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が25日、試験飛行を行い、市民が本番さながらの航空ショーを楽しんだ。
7万5千枚の瓦を取り換え、漆喰(しっくい)を塗り固めて白亜の姿を取り戻した姫路城の大天守の上空に、6機のT4ジェット練習機が登場。色々な方向に散らばる「サンライズ」、ハートを描く「ビッグハート」などの曲芸飛行を披露すると、見物客がカメラやスマートフォンで撮影したり、拍手や歓声を送ったりしていた。
同県加古川市の高校3年、吉原朋美さん(18)は「アクロバット飛行は初めて見た。迫力がありますね」と話していた。
祝賀飛行は26日午前10時から約10分間行われ、改修を終えた大天守の一般公開は27日から再開される。
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