「夫が夫なら・・」
私は息子のサッカーの練習のために、同じ立場のある女性と交代でクルマを
出す約束をしていた。
今度は2度目で私が運転する番だった。
ところが、夫が急にクルマを使うことになり、私はクルマを出せなくなった。
私はやむなく女性に電話をして事情を説明した。
彼女が我が家に到着する直前に、夫が帰ってきた。彼女にふたたび電話をするには
遅すぎたので、夫にガレージのクルマの中に隠れていて、と頼んだ。
息子にも、聞かれたら父親のことは知らない、と答えなさい、と言い含めた。
ところが、彼女が到着したとき、夫はそれを忘れてしまって玄関で友人と
おしゃべりしていた。
息子が練習から帰ってきたとき、私は彼女が気づいたかどうか尋ねた。、
「うん。おばさんは、どちらがあなたの父さんなのって聞いたよ。
でも心配しないで。ボクは知らないって答えたから」
|
クリックをお願いします↑↑↑↑