完璧なもの 完成されたもの 100%…
共すれば、私たちはどこかで
完全をめざして
生きているのかもしれない。
完全になれない事を知りながら…
この間、ある陶芸家の話を耳にした。
「生け花で使う花器は完璧であってはいけない。
花を引き立てるだけの余裕を残して作る事が大切」だと…
器だけでは、物足りなさを感じても
そこに“花をあしらう役目”がある事を感じたとき
初めて花器としての仕事を果たす事ができる。
人間は未完成だ。
だから、色んなものに惹かれる
自分のいやな部分も他人からみると
斬新さだったり、魅力になったり…
自分に蓋をすることなく、妥協することなく生活する
最近、そんなことを強く感じながら
思うことは…
これから、どんな花をあしらおうか
どんな未完成な自分をつくっていこうか
心の片隅では―――
スーパーサイヤ人を目指しながらも…
ゆがんだ太陽
ゆがんだ太陽
君は僕が創り出した
狂った風と
淀んだ季節を
何回も通り越えて
君は生まれ変わる
君は…
何度でも生まれ変わる
その小さな歪みの中から
“キシキシ”と耳につく
捉えどころのない
音を起てて…
君は何度でも生まれ変わる
ゆがんだ太陽
ゆがんだ太陽
君の本当の名前は
―――太陽のはな―――