1月29日(水)のあさ空。
桜島ビューは雲が多いけれど、少し雲が切れて光が。
寒波が入り込んで、かなりの寒さ。私の住んでいるところは雨でしたが、場所によってはかなり雪が降っていた様子です。
ニュースでは高齢者の入浴に「気を付けてください」との注意喚起が。
ヒートショックが危険とのこと。私も常々、心配だなと思う入浴。何しろ、裸のまま死んでしまっていたら、お目汚し過ぎるなと。発見してくださる方に申し訳ないなんて。発見していただくまでに、シャワーが出たままが心配とか、発見されるまでの日数とか、いろいろ心配。
2軒先のご近所の方も女性のひとり暮らしで私よりもやや年上のご様子。最近、その方の車がまるで廃車された車のように汚れたまま(桜島の降灰とほこりが積んだ状態)、放置されているのが気になっているこのごろ。ときどきは、その車に乗って出かける姿をお見かけしていたのですが。入院でもされているのかなと思いつつ。ふだんの交流が全くない方なので、様子がわからず。ただ、このおうちのおとなりは警察の方で町内会でも役員をなさっているご家族なので、何かのときはわかっていらっしゃるのではないかと思っています。
ひる空は晴れて来ました。
下の方に積み重なった厚い雲。上は晴天です。
雪ではなく雨でひと安心。
そういえば、書き忘れていましたが、12月のAERAの表紙が池田理代子さんの「ベルサイユのばら」で、懐かしくなって思わず買ってしまいました。
漫画として連載されたのはもう、半世紀以上前なのに、宝塚歌劇団での舞台化やテレビアニメ化や実写映画化もされて、長く愛され続けている不朽の名作。ちょうど50年前の高校生のとき、ベルばらの単行本10冊をクラスメートが「読んでみて」と貸してくれたことがあったのです。
我が家は父の教育方針で漫画はご法度だったので、漫画を読んだことはほとんどなく。そんな私に「今の流行」を教えたいという意図だったと思いますが、たしかにとてもおもしろくて、10冊をあっと言う間に読んで、感謝して返却した記憶があります。私の唯一の漫画体験になった作品だったので、鮮明な記憶に。2025年の今、再度、注目されているのは、完全新作の劇場アニメとして、1月31日から全国ロードショーされるということから。
映画の案内は こちら からどうぞ。
18世紀、貴族で将軍の末娘として生まれながらも息子として育てられたオスカルは王妃マリー・アントワネットの護衛を務める男装の麗人。フランス革命と向かう激動の歴史の中で自分の信念に忠実に生きることを選択したオスカルの生き方は女として生まれて女として生きることができない苦悩や男性社会での疎外感など、2025年になった今でも女性が生きる上での課題を持ち続けていることが色あせない理由のひとつなのだろうと思います。
漫画自体は大学生になってからハマりにハマってものすごく読みました(笑) それまで読んだことがなかったので、漫画の世界にどっぷり。つまり、高校受験も大学受験も全く勉強しなかった私は大学に入ってからはじめて勉強のおもしろさを知り、本も多く読みましたが、一方で漫画の魅力も知りました。ただ、私がハマっていたのは、少女漫画ではなく、少年漫画の方。高橋留美子さんの『うる星やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』をよく読んでいた記憶があります。 高橋さんは少年漫画での女性漫画家の草分け的存在だったと思います。どれもテレビアニメ化してヒットした作品ばかりですね。
当時、友人が漫画家を目指していて、作画が少々粗く、どうしても少女漫画の方では画力が足りないといった指摘を受けていたので、少年漫画へのチャレンジをすすめたことがありました。彼女は「少女漫画でデビューしなければ意味がない」と言い続け、結局、漫画家になることは断念したようです。少女漫画枠ではギャグ漫画の方ではデビューできたのに、かたくなにベルばらのような漫画世界でのデビューにこだわっていました。
その後、マスコミで働いた私は少女漫画の担当編集者さんから原画を見せていただく機会がありましたが、それはもう「すごい」としか言いようがなく。繊細で優美。人の手によるものだと思えないレベルでした。友人も絵はうまかったし、ストーリー展開もおもしろかったけれど、たしかにあの画力に比べると、足りなかったのかなと。ただ、ギャグ漫画なら「いつでもデビューさせてあげる」と担当編集者から言われていたわけですから、漫画家になりたい方にはもったいないお話のような気はしました。もちろん、こだわるには彼女なりの理由があったので、それはそれでの「選択の自由」ですね。
ゆう空。桜島は真っ白。
厚い雲間からの光はうれしく。
雲間の青空にほっとします。
冷え込みが厳しい一日でしたが、来週はさらに寒くなるそうで、想像しただけで、ガクブルしてしまう。
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