1月31日(金)のあさ空。
日の出は見えたのに、ちょっと邪魔する雲さん。ま。仕方ありません(笑)
抗がん剤休薬前はやはり、起き上がれないくらいの身体の辛さが続くので、ずっと引きこもりしていましたが、今日はどうやっても、灯油を買いに行く使命がございます(大げさ)。いや、だって、来週は大寒波襲来だって言うんですよ。雪で灯油を買いに行けなくなることも見越しておかねば。きばれよー(がんばれの意味)の気分です。
先日の農産物直売所で購入したラナンキュラス。種類としてはラックスのようです。光沢のあるメタリックな質感が紙のようで、思わず、花びらを触ってみたくなるほど。もちろん、やわらかくて本物だとわかります。
スプレー菊の花だけが落ちてしまったので、集めて最後まで楽しみます。
午後からも晴れていたので、自分を叱咤して灯油を買いに行きました。
今日のガソリン価格の方は178円。このところ、どんどん値上がりをしていて、どこまで高くなるのかなとため息。もちろん、生活に関わるすべてが値上がりしていると感じるこのごろ。お米の値上がりを予想して、ふだん取引のない業者がお米農家さんに買い付けに来ていて、いつものルートに流通されていないというニュースも。お米も高級品になってしまいそうですね。ふー。
今日は雲少なく、うっすらと刷毛でなぞったような雲が少し。
灯油を買いに行くタイミングでコインランドリーにも行くのがセットみたいになっています。お洗濯の仕上がりを待っている間、地元局のラジオを聴いていたら、ちょうどアナウンサーさんたちがリスナーさんから寄せられた話題(1日に6回もお洗濯をなさったというお話)に合わせて、男性アナ(ベテラン)が、「ふつうは1回だけど、大型の洗濯物はコインランドリーに持って行くから、自宅での洗濯と合わせると、一日に何回も洗濯することはあるかも」と言うと、女性アナ(新人)が驚いている様子でした。コインランドリーに大型の洗濯物を持ち込んだことがないのかなという感じがしましたが、もしくは男性アナさんが家事に参加しているのを驚いたのかしら。コインランドリーはご夫婦でいらっしゃっている姿もよくお見かけします。
こちらもちょうどタイミングよく?地元のテレビ局のニュース番組で、地元でも家事のアウトソーシング化が進んでいることが取り上げられていました。夫婦共働き世帯が、以前よりも3倍くらい多くなっているのに合わせて、家事をしてもらうサービスに人気があるのだとか。依頼されたお宅に行って、手際よく30分ほどで6品ほどのおいしそうなお夕飯を作って提供なさっている方が取材されていました。
家事のアウトソーシングで思い出すのが、今年の新年のドラマ「スロウトレイン」に出演していらした多部未華子さんが2020年に主演したドラマ「私の家政夫ナギサさん」。多部さんは製薬会社の優秀なMRのメイ役。メイは仕事では認められながらも、家事は苦手で家の中は散らかったまま。見かねたメイの妹が家事のアウトソーシングサービスを押し付け。妹の依頼で家政夫としてやって来たのが、ナギサ(大森南朋)さん。最初は若い女性の洗濯物を畳む、おじさんのナギサさんに激しく抵抗するものの、ナギサさんの完璧な家事のために家の中は美しくととのい、美味しく体にいい料理を作ってもらい、仕事の悩みも相談できるナギサさんに心を許して行き、最後は婚約するというストーリー。
おそらく、仕事に忙殺される人の多くは、ナギサさんみたいな人が家庭にいてくれるのが理想なのではないかと思います。私自身も毎日、午前3時くらいまで働いていましたから、家事は負担にならない人間でもとにかく時間がない。買い物に行く時間さえ取れないので、「奥さんが欲しい」なんて、同僚たちと笑い合ったことがありました。
先日も書きましたが、共働き世帯での家事、特に毎日の洗濯や料理はフルタイムで働きながらだと本当に大変です。私たち世代だと、女性が忙しい仕事を続けたいなら結婚は諦めるべきといった考え方が主流でした。仕事と家事と育児のすべてを担うのは無理だと。私も結婚を考えなかったわけではありませんが、いのちを削るかのように、体力限界のぎりぎりまで働く日々で、結婚生活を主婦として支えるのは厳しいという考えもありでした。
当時の私たちとは違う意味で、今は共働きでないと世帯の収入が少なくて子育てまでまわすお金がないという現実があるので、家事のアウトソーシングをしたくても、それが可能なのは、それなりに収入がある世帯ということになるのかもしれません。したくてもできないという現実もありそうです。
同僚男性は賃金が高くないので、結婚はせず、親と同居して母親に家事はしてもらい、自分は趣味に十分なお金を費やすことを選択しています。お母さまの方も息子が同居してくれていることがうれしく、面倒を看ることを厭わないご様子。独身女性の方は自宅にいると家事をやらされるせいか、独立して別居しているものの、やはり、結婚はせず、自分の趣味に多くのお金を費やせる独身ライフを楽しんでいるようです。
そういえば、東京で暮らしていた20代のころ、友達に私と「結婚したい」と言われることがよくありました。「男だったら、結婚してあげるのに、なんで女なのよ」と。「仕事ができるから今でも高給取りだけど、将来はもっと稼いでくれるはず。その上、家事ができて、料理がうまい。何でもやってくれるし、相談にもやさしく乗ってくれて頼りになる。絶対に怒らなくて性格がいい。理想の結婚相手なのに…女なんてっ」と怒られました(笑) まあ、私からすると、そんなわがままな女性と結婚して下僕のように使われる相手と結婚する意味はあるのかしらと笑っていましたが。
その後も「(私)さんは何でも自分でできるから、結婚しなくてもやっていけることはわかるけれど、あなたのような人はだめな男性と結婚して、相手を救出してあげる必要があるから、結婚すべき」だと言われたこともありました。みなさんの考え方がおもしろすぎる(笑)
ゆう空。お、噴煙があがっていますね。
高齢になって、病気になって、ひとり暮らしでは思うにまかせないこともありますが、結婚なさっても、お子さんを育てても、おひとり暮らしになることはあるわけで。自立した人間として生きていきたいという願いありきで頑張ります。
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