終わりは始まり

中学生たち・・・

今日のサポートは馨五(２８期生・三重大学教育学部３年)。

三角比の問題を教えるけど・・・前々から言うてたけど、公式を覚えてないとしんどいんやけどな。

高１の英語の授業だが、中学生の試験がある。今日は最低限で勘弁してもらおう。英語のプリントを１枚、そして数学の課題・・・ここ毎日やってる延長戦みたいな問題。津東にはあえてチャート赤から出題。

期末試験へ向けての助走が始まる。

今日から始まったセンター対策弱点補強・・・毎日、過去のセンター、あるいは模試問の１番と２番だけを解くシリーズ。

これだと時間も少なくて済む。解くのに15分、解説に15分・・・これで英語の底上げを図りたい。

 

シュウちゃん、看護師さんに見つかったらしい・・・ついてへんな。

 

今日から始まる

朝から実家・・・

 

残念ながらシュウちゃん、看護師さんに見つかり針の筵だったとか。

昼から塾へ。

まずは友紀と陽妃の英語の授業・・・大阪大学の宗教。同じ空間で授業ができると面倒がないんやけどな。

３階に上がると・・・

今日から南郊、明日から南ヶ丘と久と久居東・・・大票田が試験に突入する。

シュウちゃん、飲みすぎたら看護師さんに言いつけるで

梅田駅の階段を駆け上がる。阪急の河原町最終特急に飛び込む。笑いながら汗まみれで話しているうちに西院到着、再び階段を駆け上がり、西大路に止まってるタクシーに乗り込む。「おっちゃん、静市まで！」

こんなふうに俺とアキラの親父と鈴木のセンセは京都の幕引きにかろうじて忍び込む。京都産業大学裏のアパート・・・忍び足でアパートの玄関のドアを開け、笑いをこらえながら忍び足で廊下を歩き、音がしないように細心の注意を払いながら部屋のドアを開ける。電気が消えているのはタクシーを降りたときに分かっている。それぞれが持ち場につき、灯りをつける。せんべい布団に寝ているシュウちゃん、アキラの親父が窓を開ける。俺は炬燵を組み立て牌を広げる。センセはシュウちゃんがしがみつく布団を上げて押し入れから出してきた扇風機を全開・・・ちなみに季節は冬だ。この辺りは京都市でも最も冷える地域・・・「おまえら～、悪魔や」　シュウちゃんのか弱い声がマージャン牌を洗牌する音にかき消される。

 

あれから40年・・・あの頃と変わらない俺たちがいる。「おまえら、60を過ぎてよおやるな」とは齢60を過ぎたシュウちゃんのコメント・・・やっぱ、お互い成長してへんで。

そのシュウちゃん、俺たちのお見舞いを受け取らなかった。その代わりに・・・コンビニで酒を買ってくれとせがまれた。今頃は俺たちがセブンイレブンで買った缶ビールを飲んでるはずだ。

病人、飲みすぎるなよ。

 

大阪の宴のほうは・・・『末吉食堂』から始まった前田さんとの宴会はスナックで二次会・・・延々と写真を送ってくるので経過がよく分かる。午前２時前にお開き・・・うらやましいが仕方ない。

 

今週末には奥さんの同窓会、そのパシリで再び大阪へ・・・『末吉食堂』で智博（６期生）と飲む予定。家族持ちの克典（10期生）にすれば後ろ髪、しかし来てくれるとありがたい。今度は前田さん、忙しいみたいで来れないかもしれない。となると、プチれいめい会になるわけだ。

 

今しがた１枚、先週の授業で渡せなかった日本史の確認プリントを打ち終えた。明日、取りに来るように。

 

 

ウチの生徒たちもまた、60を過ぎても大学生の頃のような馬鹿をやってることを心から願うよ。

 

 

しわ寄せで疲弊してしまう

沙耶(２７期生・三重大学教育学部４年)には高１数学の質問担当も任せる。

数学の問題を選んだのは俺・・・文化祭実行委員の星河（29期生・三重大学工学部２年）は休み、そのしわ寄せが押し寄せる。

確率・・・

そして三角比・・・

さらには大西君の授業は自然消滅・・・こっちでも俺が問題を選ぶことになる。

これをきっかけに明日からの新たな試みが始まる。

 

ちょっと見舞いに行っただけなのに、受験の神様、えらいきっついなあ・・・天罰かいな。いっぽう、大阪からは楽しそうな二人の写真が次々に送られてくる・・・こっちはあてつけや。