歴タビ、歴史をめぐる旅。
旅の計画をたてるとき、歴史的に惹かれる地であるかを
まず、考えています。
だから、最近は歴タビばかりw
実は、数年前まで、沖縄県に旅行できませんでした。
沖縄戦のことを思うと、申し訳ないような気がして・・・
観光は沖縄の大きな産業であることはわかっていたのですが・・・
でも、あるとき、沖縄出身の知人が言いました。
「沖縄のことを
基地や戦争だけで語られるのは嫌ですね」と。
ああ、そうか、今を見ると言うことも大切なんだよね、
遅まきながら、そう気づきました。
以来、旅の中で、戦跡を含め史跡と
観光との両立に迷いがなくなっています。
(沖縄 今帰仁城にて)
それでも、過去の歴史は知っていた方が絶対に良いはず。
例えば、沖縄戦について、どんなに本や映画から知識を
吸収できたとしても、本当の意味では理解ができない・・・
それでも、基盤として情報や知識があることで
想像することはできるのではないかと・・・
そんな風に考えています。
(広島 大久野島展望台より)
何より、わたしは、とっても流されやすくて、弱い。
向こうっ気だけは強いのですが・・・w
これからさき、もしも、有事にたちあってしまったら?
自分の主張を貫く勇気も信念も、
かなぐり捨ててしまいそう・・・
(ウクライナでの戦争や、日本のお隣さんな国々の
動きを見ていると、「もしも」は「もしも」では
なくなるのかもしれないと感じる昨今)
だからこそ、歴史を知りたい。
どんな風に過去の人たちが生きてきたか、
弱い自分と向き合うためにも。
そんな想いで、戦争遺跡をめぐり、
山城を歩き、各地の歴史散策をしています。
(大久野島は「ウサギの島」)
とはいえ・・・
そんなにエラそーなことを言える人間ではありません。
むか~し、むかし、
おとなになってから、一緒に学んでいた友人が
「あなたって、インテリのくせにミーハーだよね」と笑いました。
インテリかどうかはさておき、
たぶん、人より本を読んだり、調べたりは好き。
でも、一方でめちゃくちゃミーハー(死語?)。
結果として、全然アカデミックではなく、
本気で知りたい方には物足りない・・・
一方で、皆さんに受け入れていただくには面倒くさい・・・
そんな記事ばかりになっているのですが・・・
どうぞ、ご容赦を。
(わずかに残る、毒ガス関連の施設跡)
広島県、大久野島を旅し、
沖縄の知人の言葉が蘇り・・・
ちょっと気持ちを整理してみました。
おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
「ウサギの島」として人気の島は「毒ガスの島」でもあります。
そんな歴史を、いずれ、きちんとまとめるつもりです。
どうぞ、またおたちよりくださいませ。
読んでいただけるだけで嬉しいのに、本当に有難うございます。
我が家は基本歴史好きで、城めぐりも楽しんでいますが、
好みとしては夫が戦国時代派、わたしは戦跡・幕末近代史好きなので、
旅はおとしどころが難しくなりますw