教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

充電してチャレンジして

2019年06月08日 | Weblog
毎年一筋縄ではいかないのが学級担任のお仕事。


日々試行錯誤の連続。


胃が痛くなるような日もある。


一歩進んで二歩下がる。。


ふと考える。
苦しくなるのはなんでだ?



子どもが言うとおりに動いてくれない。
学級の雰囲気が思った通りにならない。
クラスが落ち着かず、力がない教師だと思われたくない。


確かに思ったようにいかないのは苦しい。
でも、苦しいなぁというとき立ち止まってみるとベクトルが自分にばかり向いている気がする。


自分の思い通りにいってるかどうか。
自分をよく見せられているかどうか。


目指しているのは「子どもの幸せ」であり「幸せにつながる力の育成」なはず。理想の実践、見映えのよい形をつくることじゃないはずなんだけど、いつの間にか自分が一番になっていってしまう。そんなとき苦しいのかもしれない。



立ち止まって本来の目的にかえってみる。
子どもたちを少しでも成長させるのがミッション。

そこを見失わないようにしたい。


うまくいかない。まったくダメな子どもダメなクラスダメな自分だと嘆くのではなく(嘆いてもいいぼやいてもいい)、自分に課されたチャレンジだと受け止めとにかくやってみる。うまくいかなくって当たり前くらいの気持ちで。何年か先に芽が出るかもしれない、そのための耕しを水やりをくらいの気持ちで。いい格好をしようとするんじゃなく自分の思い通りをゴールにせず、小さな小さな成長を認めながら。



なかなかうまくいかない。


何がうまくいっていないのか現状分析。
箇条書きにしてみると整理されてよいし、漠然と全体的にダメだと思っていたことがそうでもないことにも気づける。

その課題が解決し改善しどうなったらよいのか。ゴールを立てる。

そのための方法を考え、実践していく。


よし、これでちょっとはうまくいくかな。成長につながるかな。なんてチャレンジの気持ちでやっていけたらいいかな。




夏のようなモクモク雲の青い空を見ながら。