リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

舞台作業

2009-05-14 17:26:25 | 新入生歓迎公演「大きな青の音」
スタッフ参加の小笠原です。

最近、めっきり更新が滞っていますので、順番的にかなりすっ飛ばしますが更新したいと思います。

ここ数日は舞台装置の作業をずっとしています。
みんなが稽古中の18時~21時半はたいてい一人で作業場にいます。
一人で木材と向き合うってのは、なかなか辛いものです。

僕は細かい作業が好きなほうなので、こうなる前は「大丈夫だろう」と踏んでいたんですが、あまりに一人でいる時間が長いので、幾つかある作業のうち何個かを「あれ?俺、やったっけか?」とかいって忘れる時があります。

怖いですね。絶対チーフになっちゃいけないパターンですね。

チーフどころか過去に演出やった自分は本当に無謀ですね。
少なくとも舞台装置はチーフできないですね。怖い、怖い。


そして昨日の話ですが、我らが舞台チーフである渡会君の誕生日でした。
こだちさんがケーキを買うという話を聞いていたので、舞台作業をしながら若干ワクワクしながら21時半を待ってたんですが…

21時半を過ぎ、15分経ってもみんな戻ってこない。
稽古場は人払いしてるようなので確認にも行けず、まあ熱心に練習してるならしょーがないかとおとなしくBOXで待っていました。

で、さらに10分程過ぎて、さすがに遅いから稽古場まで見に行ってみようということになり、ちょっとドア越しに耳を傾けてから中へ。入った瞬間、出てきたのが、

「がっさーさん、バッドタイミング☆」←(こだち)

ホント、殺意が湧きました。

全部、ケーキ、食われてました。

かといって、そこで大人気なく怒っても「なんだかな」なんで、ああ、いいよいいよといって、沸き起こる殺意を封じこめながら帰りました。

メンバーから忘れられる俺ってそんなに存在感ないんだなって、悲しくなったり。
あるいは、別働隊の舞台班には、これから120%の愛情込めて接してあげよう。

ってか、存在を忘れないであげよう。

とか、いろいろ考えさせられた日でした。


あ、そうそう。渡会君、誕生日おめでとう。
言うのを忘れてたので、この場を借りて。

コメント (3)
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