リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

無題

2015-09-26 06:09:45 | 2015年度秋公演
こんばんは。今公演は役者と制作として参加しております、3回生の吉川です。

今日は舞台の仮仕込み初日でした。最近のリツゲイは変わった舞台が多かったのですが、今回もなかなか変わった舞台で建てるのが大変でした。しかし、その分やりがいもあり、最後の舞台として気合いを入れて本番の仕込みにも挑みたいです。

この3年間、特に今年度団長としてリツゲイで過ごしてきたことをふりかえると、この団体に入って本当に良かったと思えてきます。リツゲイに入った理由は劇を観て感動したとかではなく、ただ「なんとなく良さそうだな」と思ったからでした(演劇がしたいとは思っていましたが)。なので、団長になるつもりなど当時はさらさら無く、いい感じに楽しくできればいいかなぁとしか考えていませんでした。それが今では団長になっているのは、僕の中でこのリツゲイがとても大きな存在になっていったからだと思います。今まで小中高といろいろな部活に所属し、いろいろな人と出会ってきましたが、この中で一番楽しかったと言えるのはやはりリツゲイでのこの3年間です。リツゲイは僕にとって「楽しい自分」を出せる場所です。大学生ということで以前よりも自由になれたというのもあるのでしょうが、それを踏まえたとしても、このリツゲイで僕はずっと前を向いて進むことができました。僕は今の「自分」が大好きです。社会に出る前に、好きになれる自分を作り上げることが出来たのはとても幸運なことだと思います。そして、これはリツゲイのおかげだと僕は思います。

この公演で、3年間で培ったものを十分に発揮し、自分が歩んできた道程を確かめます。それが僕にとっての卒団公演の成功だと考えます。

皆様のご来場、心よりお待ちしております。
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