リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

散々会って 段々分かって 季節迫り来て散々泣いて

2015-10-16 23:40:15 | 2015年度秋公演
こんばんは(*^^*)
法学部2回生の長澤茉梨乃です。
今公演には役者、制作チーフ、舞台監督として参加しております。

昨日、衣装小道具・音響照明ありの最終通しを終え、今日はついに最後の稽古でした。良い緊張感を持って臨めたと思います。
来週の今頃には、本番も折り返し地点……信じられない気持ちです。

改めて言うまでもなく、今回は卒団公演であり、今公演をもって3回生は卒団となります。
昨年の新歓公演での先輩方の姿に感動してリツゲイに入団した私にとって、3回生は、色々なことを教わった親しみやすくて近い存在であると同時に、ずっと憧れているどこか遠い存在でもあります。
そんな先輩方の卒団で、リツゲイは表面的にも、そして私の中でも形を変えると思うと、とても複雑な気持ちになります。

今回、私は稽古場でもスタッフ作業中でもずっと、先輩方から「甘えている」と言われています。
振り返ってみると、確かに甘えているなぁと思います。
稽古でうまくできないことがあれば、先輩方からのフォロー待ちになっていたり、スタッフ作業中のトラブルをすぐに相談したり……
最近(?)では、役作りにかこつけて、雑談中にかなり生意気な口をきいていたりもします。(特に制作班の先輩方、ごめんなさい!)

ただ、やっぱり私は先輩方に甘えるのをやめたくありません。
それで本番前まで怒られてしまうかもしれませんが……
甘えているからこそ、今でも先輩方の姿からたくさんのことを吸収できるように思えるし、自分の甘さを指摘してもらうことが、変わっていくリツゲイの中で、私はどうすればいいのかを考えるきっかけになるからです。
だから最後まで精一杯、「後輩」でいられる幸せを噛みしめようと思います。
そして、甘やかされた私なりの成長を、どこかで感じとってもらえたら嬉しいです。


劇団立命芸術劇場2015年度卒団公演「ド忘レ/デジャブ」
まもなく開演です。
ご来場を心よりお待ちしております!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする