リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

秋眠、留まることを知らず

2018-10-12 08:56:13 | 2018年度卒団公演

みなさんこんにちは。今公演では舞台監督、情報宣伝、役者として参加しております2回生の宇高と申します。

皆さん、最近は気温も下がり肌寒くなってきましたね。いかがお過ごしですか?私はまだ半そでで過ごしています。いや、違うんです。別に寒い中に身を置いて鍛えようとしている修行僧じゃないんです。むしろ修行僧って意味なら3回生の某先輩の方がゲフンゲフン。長袖が無いんだよと役者仲間に愚痴れば「明日どんな服着てくるか楽しみ」と色々な人に言われるので期待を裏切って長袖着こんでやろうかと思います。着られる長袖があればですが。

 

さてさて、最近の稽古場は近づく本番に向けてみんな頑張っています。演出は厳しくも温かみのある指導をしてくれていて稽古場は楽しいです。僕は色々と甘い人間なので直すべきところをスパッと言える今回の演出には尊敬の念すら覚えています。自分だったら絶対遠慮しちゃうなー、って思いながら。いや、遠慮しないのが一番なんですよ。だから、演出って役職につく人間はすごいんですよ皆。今回、前回、前々回の演出は僕の同級生だったわけなんですが、皆すごく立派に見えていました。演出のタイプは人それぞれあれど自分からすればどの演出も尊敬できるばかりです。自分もいつかやる日がくるのだろうか、と思うと恐怖しかありませんが。

稽古場と言えば、稽古の中に呼吸の練習があります。床にあおむけになり、腹式呼吸を意識してどれだけ息を吐ききれるか、みたいな練習なのですが、私はこれがそこそこ得意であると自負しています。日々自分の限界や最高記録に向けて頑張るのは中々気持ちいものです。ちょっと油断すると酸欠状態になりますが。ああ、話の主題はそこではなく。この呼吸と言う練習をするまえに、脱力をする作業がはいるのですが、この脱力が中々気持ちいいんです。全身を1本の糸で上からつるされてるかのようにピンと伸ばして、そのままダラーと脱力。という感じなんですが、この状態のまま床に寝ころぶと……ついウトウトしてしまうんです。床はひんやり、身体は一種のリラックス状態。……え?大丈夫です。寝ませんよ。やだなー、ウトウトはしますけど稽古中ですよ?寝るわけないじゃないですか!やだなー、アッハッハッハハッハッハッ!!

 



寝ました( ˘ω˘)スヤァ


ええ、ええ。それはもう盛大に。演出からは「いびきかいてたで」と突っ込まれました。周りから起こる笑い。ちゃうねん、気持ちよすぎる環境と脱力が悪いねん(殴)てかこの書き方何回やってんだよ

と、まあポカミスを犯しながらも日々成長しています。してるはずです。しかし、今回から役者をやる人だったり、すっかり役者として顔なじみになった人など色々な人に囲まれて生きていますが、皆成長速度がすごくて、いかに自分と違って頭を働かせながら練習しているかが分かりますね。たまに考えてしまうのはそういう現実を見て愕然としながら自分がこの界隈に要るのかどうか、というのが気になってしまうことがあります。私と言う人間は私しかおらねども、自分の上位互換はいくらでもいるわけで、その中でリツゲイに入っているのが私で、先輩であり後輩であり一人間としてこのリツゲイに属していてリツゲイに何かしらの恩恵を与えられているのだろうか、ということを常日頃考えている次第です。足引っ張るだけで終わりたくない。ので何か自分にできることを精いっぱい模索しているところなのですが、何ができるだろうと考えた結果とりあえず目の前のことをやりきってその後自分に進退についてかんがえようではないか、と自己満足の自己完結をいたしました。いや知らんがな。

今公演で卒団される3回生の皆さんに最大級の感謝を伝えられるよう、私も頑張ります。未熟ながら、頑張ります。

こんな自分でも役者できるんだから興味ある人はリツゲイの扉をたたいてみてください!え?時期外れ?宣伝はいつやっていいもんなんだよ(暴論)

と、相変わらず明るいんだか暗いんだか分からない私の稽古場日誌も秋は終わりとなりますね。毎回稽古場日誌をかくのって楽しみにしてるんですけど、周りの人はそうでもないらしく「えー」と言いながらそれでも面白い記事を書いてくれます、情宣としては鼻が高いです。今、「鼻が高い」とウトウトして一番最初の変換が「鼻が他界」だったんですがこれは僕の鼻が何か起きる予兆とか預言だったりするんでしょうか?え、怖くね?

と、ここまで書いていてデータが2回飛ぶという恐怖を味わったので、ヒヤヒヤしながらも今日はこのあたりで終わりたいと思います。皆さん、ぜひ稽古場日誌で興味を持ってくれたらリツゲイの公演を見に来てくださいねー!ではでは!

以下、公演情報です

 

劇団立命芸術劇場2018年度卒団公演

「Radio!Radio!Radio!」

作:森崎啓介

演出:北田純也

 

【日時】

10月25日(木)     18:30~

10月26日(金) 13:00~ / 18:30~

10月27日(土) 13:00~ / 18:00~

※開場は開演の30分前です。

 

【料金】

無料

 

【場所】

立命館大学衣笠キャンパス

学生会館1F小ホール

 

【あらすじ】

「この番組、今月で放送終了になる。」

人気ラジオ番組『Radio!Radio!Radio!』は新人パーソナリティを迎え新たなスタートを切る矢先、パーソナリティの木場が原因で放送終了になってしまう。また、借金返済に機材を売り払ってしまい大ピンチに。木場たちは最終回をどう放送するのか!


スナフキン男子

2018-10-11 10:42:19 | 2018年度卒団公演

雨が降るたび寒くなり、半袖の季節も終わりを迎えようとしています。

こんにちは、今公演の稽古場日誌二回目、衣装小道具、舞台、役者の松岡です。これからはお洒落の季節だと言う人がいますが、私もそう言えるようになりたいものです。

前回は笑い方について書きましたが、書き損じがあったことに後で気づきました。私にはもう一つ笑い方があったようです。どういう状況で発していたのかは忘れましたが、鼻にかかった声で「んあ〜は〜は〜」と……。ええ、はい、爽やかには笑えませんでした。前回の話はこれで終わり。

 

今回は作業場での話を書きます。

私、前にスナフキンっぽいと言われたことがありまして。ムーミンには詳しくないのですが、なんかいい感じなんだろうと思っていました。スナフキンっていうと有名ですからね。

それで先日、スナフキンってどんな感じなのだろうかと思い、検索してみることにしました。「スナフキン」と検索欄に打ち込むと、候補に

「スナフキン男子」

という言葉が出てきました。

へえ、そんな言葉があるのか。と、何気なくその言葉をクリックすると出てきたのは

 

「絶対に付き合ってはいけない! スナフキン男子の四つの特徴」

 

という感じのものばかり。

え? どゆこと?

 

見てみるとスナフキン男子の特徴とは

連絡がつかないことがある。

やたら1人になりたい発言をする。

浅い知識をひけらかす。

ナイーブ。

だそうです。

スナフキンっぽいと言ってくれた人はそういうつもりではなかったでしょうが………うーんなるほど。……なるほどぉ。

 

今回わかったことは、私は付き合ってはいけない人種の1人だったということです。

まぁ、そういうこともあるでしょう。これくらいで私は挫けませんとも。

 

今回の公演も頑張りますぞ! 学生会館小ホールで会いましょう!

と、無理矢理終わらせる松岡でした。


でぃずにーっぽい

2018-10-06 09:57:00 | 2018年度卒団公演

今回舞台班として参加してます、1回生の村松です。

初めての稽古場日誌なので優しい目で見ていただけると幸いです。

サークル終わりの学校のライトアップが割と好きです。一昨日、作業終わりに通った学校の道がディズニーの夜行バスを待つところに似ていて絶賛ディズニーに行きたい欲爆発中です。大学生になって半年経ちましたが毎日ディズニーよりも楽しく笑点よりも面白い大学生活を送れてると自己暗示をかけながらディズニーに行きたい欲と戦っています。

そうは言っても、立芸の先輩方は皆さん優しくて頼りになる方ばかりで同回生も個性豊かで考えてみるとディズニーよりも楽しく笑点よりも面白い毎日を過ごしていると思います。今回の公演が初めての正式参加で分からないことも多いのですが、こんなに充実した日々を過ごせていることに感謝しかないです。これでバイトが受かれば最高…

 

 


秋刀魚も食べたい…

2018-10-05 19:47:27 | 2018年度卒団公演

お腹がすいて思わずタイトルにまでΣ(・□・;)(注.この後の文章には全く関係ないです。)

 

今公演では、舞台装置・舞台監督として参加させていただいてる一回生の光田です。先週に続き次の三連休も台風が来るということなので、皆さんも気をつけてお過ごしください。

 

う~ん、稽古場日誌ということなので最近あった通しについて書こうかな…

通しになってようやく今回の演目を拝見させていただいたのですが、やっぱり動きや声が加わると同じ文章でも違って見えますね!読んだ時のイメージと役者さんの演技が良い意味で裏切られました!

それに、役者さんの真剣さや演出さんの作品に対しての熱意も直に感じられて、自分も頑張らなきゃな~って思いました!

 

というわけで、作業場の掃除も頑張ります笑

 

 

どうしよ。書くことがぱっと思いつかないや。

 

……よし!稽古場のことも書いたし、ここらで次の人にパスです!!(この短さで書いたといえるかわかんないけど笑)

次の人よろしくお願いします( ̄▽ ̄;)

 

以下、公演情報です

 

劇団立命芸術劇場2018年度卒団公演

「Radio!Radio!Radio!」

作:森崎啓介

演出:北田純也

 

【日時】

10月25日(木)     18:30~

10月26日(金) 13:00~ / 18:30~

10月27日(土) 13:00~ / 18:00~

※開場は開演の30分前です。

 

【料金】

無料

 

【場所】

立命館大学衣笠キャンパス

学生会館1F小ホール

 

【あらすじ】

「この番組、今月で放送終了になる。」

人気ラジオ番組『Radio!Radio!Radio!』は新人パーソナリティを迎え新たなスタートを切る矢先、パーソナリティの木場が原因で放送終了になってしまう。また、借金返済に機材を売り払ってしまい大ピンチに。木場たちは最終回をどう放送するのか!

 


夜よ僕を詩人にするな

2018-10-03 23:59:01 | 2018年度卒団公演

 

タイトルはある歌の歌詞の一部なんですが、すごく好きなんです。

 

今公演、照明・情報宣伝で参加している1回生の永尾です。稽古場日誌は前公演から数えて三回目になるのですが割と好きだったりもします。

不特定多数の方に向けて発信するものではあるんですけど、何となく「誰か」に向けて書いている気もして不思議な感覚です。でもそれを意識すると変に恥ずかしくて書けなかったりもして…

 

それはそうと、今公演は少しだけ、申し訳程度に舞台のお手伝いをさせて頂いたのですが褒められるのはいいですね!少し上手くいくと、すぐ褒めてくれます!嬉しい!できなかった時は笑いとばしてくれます!優しい!

今日はパクトという電動でネジを回すやつを使わしてもらって、これまた褒めてくれました。楽しかったです!すぐに楽しいと言ってしまう人間です。でも楽しいものは楽しいので楽しいです。

しかし、リツゲイの皆さんほんとに優しくていつもとても丁寧に助けてくれます。先輩も同回生も。

身近な人で「こんな人になりたいな」と思うのは記憶の中でもあまりいないんですがそう思う程に素晴らしい人もいます。僕は基本的にポジティブ人間だけどネガティブな人もいて。でもその人の良さもそこにあって…色々な人の色々な考えに影響を受けながら成長していきたいです。

楽しいものは「楽しい」好きなものには「好き」と言える人間であり続けたいしありたいと思った、そんな夜でした。

 

 

あ~ーーーーー、これは日の出てる下では見かえせないです

 

以下、公演情報です

 

劇団立命芸術劇場2018年度卒団公演

「Radio!Radio!Radio!」

作:森崎啓介

演出:北田純也

 

【日時】

10月25日(木)     18:30~

10月26日(金) 13:00~ / 18:30~

10月27日(土) 13:00~ / 18:00~

※開場は開演の30分前です。

 

【料金】

無料

 

【場所】

立命館大学衣笠キャンパス

学生会館1F小ホール

 

【あらすじ】

「この番組、今月で放送終了になる。」

人気ラジオ番組『Radio!Radio!Radio!』は新人パーソナリティを迎え新たなスタートを切る矢先、パーソナリティの木場が原因で放送終了になってしまう。また、借金返済に機材を売り払ってしまい大ピンチに。木場たちは最終回をどう放送するのか!


Forward

2018-10-01 22:19:59 | 2018年度卒団公演

 皆様、ご無沙汰しております。1回生の谷口祐大です。今公演は音響と制作、そして役者として参加しております。

 猛暑と言われた夏は過ぎ、秋の風がもう少しで吹くと思っていたら、やってきたのは寒さでした。秋の暖かさはどこへ行ったのでしょう?と思っていましたが、今日は台風一過、日差しが暖かい中、少し冷たい風が吹いてきます。やっと秋が来てくれたのでしょうか。秋は好きです。誕生日もありますし、それとは別にどことなく切ない感じがするので。

 さて、季節とかの話はこれくらいにして、今回の公演の話を書きます。

 まず、今回はラジオ番組を切り盛りする人たちのお話ということで、前回の公演とは全然違うストーリーと面白さがあります。そして、「ラジオ」ですので、音響班が用意すべき音源が非常に多いです。今日も音編集のソフトを開き、編集しています。主に私が編集を担当するのは、ラジオ番組が始まる前に流れるCMの部分になります。このCMは、私と永尾君の2人でシナリオを書き、それをもとに何人かの団員の声で録音するという形式です。ラジオのCMというのは10秒から30秒とかなり短いのですが、そんな短さにも関わらず、永尾君のシナリオのセンスが光っている。それに声を吹き込むと面白い。すごい。あれだけ短い時間でも面白さがあるものを書ける、という彼に私は若干の嫉妬を抱いています。それと比較すると私の書いたものは、普通なんですよね。私も面白いものをかけるようになりたいです…。

 そして、今公演、役者として参戦している私ですが、演じる役はそのラジオ番組の音響を担当する変人ということで、もともと変人と言われる私にとってぴったりの役!と思っていました。しかし、この役が意外と難しい。私とは変人の質が全く違うのです。感情の起伏から細い動作までなにもかもが違うのです。「変人」といっても一括りにできるものではないということを思い知らされました。しかし、最近になって、少しずつですが、演出さんに褒められるようになりつつあります。褒められるとやはり嬉しいですね。そして、さらに頑張ろう!という気持ちになります。通しや本番が刻々と近づいてきている中、少しずつ焦りや不安が自分の中に生まれているのを感じます。そんな状況でも焦ることなく、私に行くべき道を示してくださる演出さん、他の役者の先輩方、本番に向けて全うしているスタッフの皆さん、本番を観に来てくださる方々の為、少しでも人の心に触れることができるような演技ができるようになりたいです。1日1日、少しでも前へ。
 秋公演は10月25日から27日まで、学生会館小ホールにて上演されます。台風が少し怖いですが、みなさま、お時間があればぜひお越しください。Twitterでは稽古風景の写真などが上がっていますので、そちらもチェックしてみてください。

以下、公演情報

2018年度卒団公演「Radio!Radio!Radio!」

作:森崎啓介 演出:北田純也

 

【日時】

10月25日(木) 18:30~

10月26日(金) 13:00〜 / 18:30~

10月27日(土) 13:00~ / 18:00~

※開場は開演の30分前です。

【料金】無料

【場所】立命館大学衣笠キャンパス学生会館1階小ホール

 

最後になりますが、最近ボックスでぬいぐるみを抱きながら寝るのが好きです。あたたかくて幸せです。