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クリスマス顛末記

2006-12-26 22:29:13 | 日常生活
早朝4時、娘がごそごそと起き出したようだ。
普段は、ふにゃふにゃとしているのだが、今日は違った。
私は気がつかないふりをして、娘に背を向けたまま寝ている(ふりをしている)。
「お兄ちゃん、サンタさんが来たよ」
娘は隣で寝ている息子を起こしていた。
息子は手探りで、枕元に置いてあるプレゼントを触っていた。
「なっちゃん、よかったね。こっちがなっちゃんのやろ?たまごっちかね?」
「うん」
安心したのか、二人とも再び眠りについたようだ。

実は昨日の日記にも書いたのだが、25日は結婚記念日だった。
別にクリスマスに合わせて結婚したわけではなく、たまたまこの日しか空いてなかったのだ。
23歳で結婚した私は、13年の年月を経て、36歳の「いい年したオトナ」になった。(オバチャンとも言う)
結婚記念日に栄養指導が入り、その後、夫は弟と福岡市内へお買い物に出かけた。
私は、うんざりしながら少しずつ部屋の掃除。
夕食は、24日に食べきれなかった「鶏のモモ肉の唐揚げ」だった。
子供達が寝付いた後、しばらくして夫が帰宅した。
「今日さー。ヨドバシカメラのゲーセンのパチンコがかかってさ。メダルがわんさか出て、なかなか帰られんでね。駐車場代1400円もした」
「ふーん」
能面の様な顔をして私が答える。
「今日、ないつ(私の弟のHN)ちゃんから、夕飯おごってもらっちゃったー」
「へー」
(こっちは夕べの残り物の唐揚げだよ・・・)

私が、子供達をほったらかして、たとえゲーセンでもパチンコなどしようものなら、夫は相当怒るだろう。
もっとも、いくらゲームとはいえ、パチンコはしないが。

結婚記念日なんて、どうでもいい。
しかーし、10年前の結婚記念日に、私がバイト中だったのに、弟とFさん(夫の友人)とキャナルシティで映画を見に行っていたことも、息子が生まれそうなときに、Fさんとジャスコの前のSEGA(当時の弟の勤務先)に遊びに行っていたことも、私は忘れないからね。

そして今日。
サンタさんからのプレゼントを、心待ちにしていた子供達が、朝から喜んで包み紙をあけていた。

娘は「たまごっち」
息子は「大乱闘スマッシュブラザーズ」(ゲームキューブのソフト)

ギリギリまでサンタさんに手紙を書かずに、欲しい物が選べなかった息子はともかく、仏壇の広告を封筒にして、きちんと自分の字で「たまごうちがほしい。さんたさん。なつみ」と書いた娘は、それはそれは喜んでいた。
「たまごっち」じゃなくて「たまごうち」と書いていたが、まぁいいや。

たまごっち・・・。
娘は喜んだが、たぶん、飽きるだろう。
というのも、対象年齢が7歳なので、娘には難しい。
結構な量の説明書を読んで、扱い方を教えてやる。
首からぶら下げられるように、娘とストラップまで買いに行ったし。

しばらくは「ちゃんとしないと、サンタさんにたまごっち返してしまうよ!!」で通じるだろうが・・・。
大事に扱うよう、今から先、ビシッと言っておかなくては。

夕方、ツリーも片付けた。
玄関に飾っていたリースも片付けた。

いよいよ、お正月に向けて、怒濤の年末が始まる。