いい天気。
朝から家事に追われる。
洗濯したり、掃除機かけたり、靴を洗ったり、食事の準備をしたり。
ある程度身体を動かすと、すっきりするのか、精神的に少しではあるが落ち着いていきた。
ああ、よかった。
これを引きずると、けっこうとんでもない方向にいっちゃいそうで。
娘と遊んだり、絵本を読んでやったり。
昼過ぎ、ジャスコに買い物に行く。
娘が「なっちゃんもー!」と、結局ついてきた。
休日ということもあり、駐車場はかなり混雑していた。
娘は、キュッと私の左手を握る。
「今日は、食料品しか買わないよ。パパから笛を頼まれていたから、それを見るけど・・・」
「うん」
文具売り場で、笛(呼子笛)を探す(いわゆるホイッスルってやつ)。
文具売り場なので、当然、かわいらしいノートやメモ帳、ペンや鉛筆も盛りだくさん。
ふと、娘が・・・。
「なっちゃんね、もうすぐお誕生日なん。お母さん、なっちゃんね、誕生日にかわいいお手紙書くヤツが欲しい」
娘が、近所の友達と手紙のやりとりをしているのは知っていたが、やっぱりこういったかわいい文具が欲しいんだ。
ああ、女の子だなぁ・・・
「じゃ、今度、誕生日にね」
「うん、ありがとう」
結局、笛は夫から「高いからいいや」と言われ、そのまま食料品売り場に。
夫が食べたいと言っていたので、蕎麦を購入。
その他野菜など。
休日でお客さんも多く、当然ながら家族連れも多かった。
試食のマネキンさんも多くて、あちこちで「いかがですかー?」と声を掛けている。
娘はなにやら食べたそうだったが、食べてしまうと余計なモノを買わなくてはいけないような空気になってしまうので(なんだそりゃ)、何も食べさせないで、必要なモノだけ買ってレジに。
・・・でも・・・。
せっかく娘と二人なので、一緒にソフトクリームを食べた。
「お母さん、ありがとう。おいしい!」
それまでつまらなそうだった娘の表情が、パーッと明るくなった。
「お兄ちゃんには、内緒やけんね。お兄ちゃん、なっちゃんだけずるい!って怒るやろ?」
「うん」
とは、言っていたのだが・・・。
夜、寝る前になって。
「お母さん、昼、ジャスコに行ったとき、なっちゃんとソフトクリーム食べたやろ?」
「は?」
ふと、娘を見ると、泣きながらこっちに向かってきた。
ことのいきさつはわからないが、娘がしゃべってしまったのか、息子から誘導尋問されたのか(あいつにそんな高等技術があるとは思えないが)、結局、息子にばれてしまった。
「お母さん、内緒ねって言ったのに・・・あ~~~」
娘は、涙をポロポロ流していた。
「別に怒ってないって、ね」
「お兄ちゃんも、別にいいよ、怒ってないよ」
息子と二人がかりで、娘をなだめる。
なんとか落ち着いて、娘が寝室に行ったのを見計らい、息子を呼び出す。
「ごめんね。アイス食べてしまった」
「いいよ、別に。その間、邪魔されんでゲームできたし」
「あんたも、この前さ、なっちゃんに内緒でオムライス食べたしね」
「うん」
息子は、とくに気にしていないようだった。
はぁ・・・。
しかし、片方を構えば、片方がヤキモチを焼く。
かといって、両方同じようにしても、結局「なっちゃんばっかり~」「お兄ちゃんばっかり~」となってしまうので、なかなか難しい。
まぁ、今回の件は、息子が少しばかり大人になったかなぁと感じた。
娘には・・・・「内緒ね」は、まだ通じないね。
朝から家事に追われる。
洗濯したり、掃除機かけたり、靴を洗ったり、食事の準備をしたり。
ある程度身体を動かすと、すっきりするのか、精神的に少しではあるが落ち着いていきた。
ああ、よかった。
これを引きずると、けっこうとんでもない方向にいっちゃいそうで。
娘と遊んだり、絵本を読んでやったり。
昼過ぎ、ジャスコに買い物に行く。
娘が「なっちゃんもー!」と、結局ついてきた。
休日ということもあり、駐車場はかなり混雑していた。
娘は、キュッと私の左手を握る。
「今日は、食料品しか買わないよ。パパから笛を頼まれていたから、それを見るけど・・・」
「うん」
文具売り場で、笛(呼子笛)を探す(いわゆるホイッスルってやつ)。
文具売り場なので、当然、かわいらしいノートやメモ帳、ペンや鉛筆も盛りだくさん。
ふと、娘が・・・。
「なっちゃんね、もうすぐお誕生日なん。お母さん、なっちゃんね、誕生日にかわいいお手紙書くヤツが欲しい」
娘が、近所の友達と手紙のやりとりをしているのは知っていたが、やっぱりこういったかわいい文具が欲しいんだ。
ああ、女の子だなぁ・・・
「じゃ、今度、誕生日にね」
「うん、ありがとう」
結局、笛は夫から「高いからいいや」と言われ、そのまま食料品売り場に。
夫が食べたいと言っていたので、蕎麦を購入。
その他野菜など。
休日でお客さんも多く、当然ながら家族連れも多かった。
試食のマネキンさんも多くて、あちこちで「いかがですかー?」と声を掛けている。
娘はなにやら食べたそうだったが、食べてしまうと余計なモノを買わなくてはいけないような空気になってしまうので(なんだそりゃ)、何も食べさせないで、必要なモノだけ買ってレジに。
・・・でも・・・。
せっかく娘と二人なので、一緒にソフトクリームを食べた。
「お母さん、ありがとう。おいしい!」
それまでつまらなそうだった娘の表情が、パーッと明るくなった。
「お兄ちゃんには、内緒やけんね。お兄ちゃん、なっちゃんだけずるい!って怒るやろ?」
「うん」
とは、言っていたのだが・・・。
夜、寝る前になって。
「お母さん、昼、ジャスコに行ったとき、なっちゃんとソフトクリーム食べたやろ?」
「は?」
ふと、娘を見ると、泣きながらこっちに向かってきた。
ことのいきさつはわからないが、娘がしゃべってしまったのか、息子から誘導尋問されたのか(あいつにそんな高等技術があるとは思えないが)、結局、息子にばれてしまった。
「お母さん、内緒ねって言ったのに・・・あ~~~」
娘は、涙をポロポロ流していた。
「別に怒ってないって、ね」
「お兄ちゃんも、別にいいよ、怒ってないよ」
息子と二人がかりで、娘をなだめる。
なんとか落ち着いて、娘が寝室に行ったのを見計らい、息子を呼び出す。
「ごめんね。アイス食べてしまった」
「いいよ、別に。その間、邪魔されんでゲームできたし」
「あんたも、この前さ、なっちゃんに内緒でオムライス食べたしね」
「うん」
息子は、とくに気にしていないようだった。
はぁ・・・。
しかし、片方を構えば、片方がヤキモチを焼く。
かといって、両方同じようにしても、結局「なっちゃんばっかり~」「お兄ちゃんばっかり~」となってしまうので、なかなか難しい。
まぁ、今回の件は、息子が少しばかり大人になったかなぁと感じた。
娘には・・・・「内緒ね」は、まだ通じないね。