受粉

畑に行った。今日は案ずる子供たちが昼寝中のため、
ゆっくりと作物を収穫させてもらうついでに、少々お手伝いを。。
主には雑草を刈った。中でも一番大変だったのは
小さなニンジンの葉っぱを覆うように伸びる雑草。
カマの刃先と人差し指一本で雑草の根元を押さえてまっすぐに抜く。
ニンジンさんの葉っぱを引っこ抜いてしまわないように
雑草を抜くのがこれまた一苦労。
じいじ、これしょっちゅうなんだ。。。。腰いたい。
かぼちゃ、スイカの実がなり始めていた。受粉はおしべの花粉を
めしべの一つ一つに行う。受粉したとたんに一日で実が
まあるく膨らむんだって。でもこれ、朝の１０時までに行わないと
結実しない。

実家の長野市にはキノコ農家が多い。
じいじはきのこ農家から不要になったキノコの栽培床を肥料にもらって
畑に入れるらしい。（キノコ農家はお金を払って床を処分している
ので一石二鳥＾＾）　”今年は野菜がいちだんとおいしくなるはず。”

有機栽培、無農薬の野菜って本来高い。
ずくのある（長野の方言で根気のあるという意）
じいじの仕事ぶりを見、その意味を身をもって体感した一日だった。
ちなみにakioさんはこれで商売をしていない。
何年か前に”売るのは馬鹿らしい。”と言ってたのが少し納得。
そしてグリーンスポットに嬉しそうに持ってくる。父の愛を感じる。
http://www.lcv.ne.jp/~grspot/