『春よこい恋未亡人!さあ喪服を脱いで…』
(真澄編)
(初稿がクラッシュしたため書き直し。
後日加筆修正する可能性あり)
・22歳で喪に服し続ける未亡人、真澄。
・当時の作画だと、漆黒を正確に表現できないため、青ないし濃紺の色味になる。
・よって真澄の服装も、喪服というより、落ち着いた色調の通常のドレスワンピースにも見える。
・対して前半の獠の服は目立つ。
白の上下はまだしも、ピンクのシャツをさりげなく着こなしてるのは流石と言うべきか。
・今になると、芹沢綾子編のプロトタイプ、パイロット版にも見える。
・時系列としては寧ろ、芹沢綾子が真澄のブラッシュアップと言うべきか。
・綾子はまだ18で、美大生で、事実上の組長で、公園の管理人で、そんでもってその公園がまるまる失せても毅然としたまま振る舞うんだもん。
あれには誰も勝てん。
・でも、護衛の一環とはいえ、貴重だろう美術品をあっさり壊しちまったら、そりゃひっぱたかれても仕方ない。
・像の中に獲物という、ナポレオン像のようなお約束を描くためには、やむを得ないが。
・まさか執事の工藤さんが人質。
情報共有しとかなかったんかな。
・冴子登場。
珍しくロングスカート。
あれじゃ、いつものナイフ使えないじゃん。
・と、その冴子のスカート下には拳銃が。
原作の未アニメ化シーン(『竜神会会長編』の香のパレオ)を、ここで回収。
・ラストはいつもの空港シーン。
断髪した真澄は別人のよう。
・ところで、実のところこういう場面で、彼女たちは具体的にどこを目指して旅立っているんだろう。
それでは。また次回。