・「つくづく、信用で仕事をしたくないものだわ。
信用ほど、積み上げるのに苦労して、失う時が一瞬なんて、割の合わない投資はない」(by霧江)
・1986年の親族会議より前の時点で、夏妃への電話。
男の声は、明らかに小野大輔氏。
果たして紗代は、どのタイミングでどういう手段で戦人に、共犯を持ちかけたのか。
順当に考えれば、フツーに戦人に直接会いに行って、率直に相談した?
もっと言えば、その紗代と戦人を中心に、親世代三組や島内の全使用人にも、あらかじめ金を約束し、算段をまとめているはず。
金蔵の隠蔽を暴くために、夏妃を(狂言で)殺人犯として追いつめるという計画を。
郷田が一番驚かされただろうな。夏妃から何も聞かされてなかったんだから。
・夏妃の前に、ロノウェやガァプやワルギリアまで出てくる。
夏妃の妄想の中に、紗代の妄想の産物が出る謎現象。
・古戸ヱリカ。
碑文暗号の下りをスムーズに描く方便や、事件を無粋に暴く仮想敵として、十八がオリキャラをねじ込んだ?
・これが、全員。現在の本当の人数……。(by戦人)
愛がなければ視えない存在が視えた瞬間。
戦人も共犯枠だから、紗音と嘉音を二人と判断してしまう。
・ヱリカには、連絡先(=家族)が存在する。
・地図帳、登場。
・ロノウェとベアトは「19年前の男」の正体を知らない旨を発言。
やはり、このEPにおいては「夏妃をかばうベアト」と「夏妃に復讐したいと戦人たちを頼る紗代」とが乖離している。
強いて両者の妥協点を取るなら、「19年前の真相を自白させたいが強引な暴露はしない」くらいか。
こりゃ初読当時の私、理解できなくなったはずだ。
・知的蹂躙者。原作から変更。
※金蔵を目撃する戦人※
実際には紗代を目撃。
それでは。また次回。