長く手を付けずにいた『逆転のGOLD MEDAL』のDVDを見てみた。
開始して20分ほどで、精神的ダメージが限界に達し停止ボタンを押してしまった。
良かった点もある。
ゴドーのマスクが実写化成功してるし、ゲストキャラのネーミングに笑ったのも事実。
けれど、それらよりも遥かに、設定の解釈違いなど諸々が引っ掛かって仕方なくて。
そもそも「司法オリンピック」という物が分からない。
元々「序審法廷」という現実と異なる設定がある以上、他の部分は真摯に具体的に描いてほしいのに、いっこうに説明されない。
何だかどこまでもふわふわしたノリで、メインキャラが何故か1ヶ所に集まって、何かゲストキャラのコンサートが始まって、その折にゲストキャラが滔々と語った台詞に「異議あり!」って叫びたくなってプレイヤーを止めた。
「私のは暴力じゃない」?
凶器を振るわなかろうが、それをチラつかせてる時点で、れっきとした暴力です。
成歩堂も御剣も、ツッコミ入れておくれよ。あんたら常識あっただろ。
冥も自分のムチは武力と認めろよ。「己が尊厳を守る誇り」として堂々と!
『逆転のスポットライト』で楽しませてくれたあの世界はどこへ行った?
スタッフを確かめると、脚本家は変更されてない。
違うのは……巧氏や岩元氏など、原作ゲーム側が監修に入ってる事。
そうか……。
原作スタッフの考えを受け入れられなくなったら、もう、ファン卒業かもな。
今日のところは、違うDVDを見て、気持ちを立て直そう。
好きだった時代の作品たちは今も好きだし、好きでいたいから。
体調が戻ったら、再挑戦できるかな……。
それでは。また次回。