スキー場に訪れたコナン・蘭・小五郎。
この時、スキーをする蘭&小五郎はともかく、
スノーボードを使いこなしているコナンに驚く。
そもそも、こういう行為って年齢制限があるんじゃなかったか?
それで、ミステリで雪が出てくれば当然、
吹雪に閉ざされた山荘が出てくるのがお約束。
その山荘内で起こった殺人事件のトリックを、コナンが解き明かすわけだ。
そのトリックの内、特に際だっているのが、
登場人物の字面(漢字)が手がかりになっているという点。
『コナン』では基本的に、現れたゲストキャラの名前が字幕で表示される。
その字幕が伏線になっているというのは、ある種の叙述トリックとも言える。
というのも、コレは、この「漫画」という媒体でなければ使えない手法なのだ。
漫画での字幕は作中で、少ししか出てこないが、後からいつでも読み返せる。
ところが、同じ印刷物でも、小説などでは厳しい。
いわゆる「神の視点」で、登場人物全員の名前を、
地の文で均等に出さなければいけなくなる。
アニメ(=動画)に至っては、字幕を後から見返す事は、基本的に不可能だ。
このようなトリックを、斬新な荒技と見るか、強引な反則と見るか、
意見が分かれるところだろう。
それでは。また次回。
この時、スキーをする蘭&小五郎はともかく、
スノーボードを使いこなしているコナンに驚く。
そもそも、こういう行為って年齢制限があるんじゃなかったか?
それで、ミステリで雪が出てくれば当然、
吹雪に閉ざされた山荘が出てくるのがお約束。
その山荘内で起こった殺人事件のトリックを、コナンが解き明かすわけだ。
そのトリックの内、特に際だっているのが、
登場人物の字面(漢字)が手がかりになっているという点。
『コナン』では基本的に、現れたゲストキャラの名前が字幕で表示される。
その字幕が伏線になっているというのは、ある種の叙述トリックとも言える。
というのも、コレは、この「漫画」という媒体でなければ使えない手法なのだ。
漫画での字幕は作中で、少ししか出てこないが、後からいつでも読み返せる。
ところが、同じ印刷物でも、小説などでは厳しい。
いわゆる「神の視点」で、登場人物全員の名前を、
地の文で均等に出さなければいけなくなる。
アニメ(=動画)に至っては、字幕を後から見返す事は、基本的に不可能だ。
このようなトリックを、斬新な荒技と見るか、強引な反則と見るか、
意見が分かれるところだろう。
それでは。また次回。