聞いた話だと、元々はパチンコ用のシナリオらしい。
『ひぐらしのなく頃に拡』という広告を街で見かけた覚えもある。
この話では、綿流しの祭りも連続怪死事件もほとんど関係ない。
高野一二三の学説が極限まで推し進められた設定の下、
雛見沢症候群によるパンデミックが発生する。
文章量は多くない。
一番盛り上がる佳境、沙都子を救出するくだりは、
まさかの文章ゼロ。効果音と画だけで終わる。
新規の立ち絵は若干登場。
村の暴漢。バット持った圭一。鉈持ったレナ。
あと、圭一の目の色変わったバージョン(いわゆるオヤシロモード)も。
そんな姿のキャラ達が、血みどろの過剰防衛的殺戮を繰り広げる。
ココだけ見たら、ワイドショーの恰好のネタになるだろう。
ところで、PC版では「寄生虫」だったのが、
この話では「ウィルス」になってる事には苦笑い。
いつの間にか、家庭用ゲーム機版の設定を逆輸入してるのだ。
バッグログがすぐに見られず、『うみねこ』のようなメニューからの
呼び出しになったのは、残念な点。
さて。そもそもこんなパンデミックが起こったのは何故なのか。
その答えが『神姦し編』に当たるそうだ。
それでは。また次回。
(追記。『逆転裁判6』第4話クリア。
「ペルソナを切り替える演技癖」は、解離性同一性障害ではありません)