▶リーメンシュナイダー写真展は無事終了しました。
✤全部ではありませんが、およその雰囲気をお伝えします。
◆12月7日、無事写真展を終えることができました。
この2週間で、ギャラリー古藤(ふるとう)に足を運んでくださった方々は、はっきりわかっているところで496名となりました。忙しすぎて受付で確認できなかった方もいたので500人を越えたのは確かです。個人主催の写真展でこれだけ多くの方が見に来てくださるというのは予想できませんでした。私は、もっともっと閑古鳥が啼くだろうと正直思っていました。
これも新聞記事の後押しや、ギャラリーオーナーの大﨑文子さん、田島和夫さんご夫妻、武蔵大学の永田浩三先生、写真展開催をリードしてくれた木村まきさんが、あちらこちらのメディア関係に連絡を取ってくださったり、可能な限りの美術館や諸施設でビラを置いてくださったことなどのおかげなのです。私は地元の公共施設にビラを置きましたけれども、もっぱらどの写真を選定するかに頭を悩ませ、どんな資料を作るかに精力を傾けていたので、ただただ皆さまのご努力にお任せでした。この場を借りて感謝申しあげます。
◆もう一つの要素、リーメンシュナイダーの魅力
多くの方から話しかけられたことは、「ずっとリーメンシュナイダーのことが気になっていた」「是非一度見たいと思っていた」「以前見て、その魅力が忘れられない」「自分もずいぶん見て回りましたよ」といった、リーメンシュナイダー作品に魅力を感じ続けてきた人々のことばでした。今まではリーメンシュナイダーの追いかけ人は少ないだろうと思っていたのですが、実は私より何年も長いこと追いかけ続けてきた先輩が多くいるということがわかったのでした。こうした方々の思いがこの写真展を成功に導いてくれたと思っています。
ある方は、植田重雄先生と、フランケン博物館の「悲しむマリア」像が一緒に写った古い新聞を大切に持っていらっしゃいました。昔使った本を寄贈しますという方も2人おいでになりました。そして植田重雄先生が解説した番組のビデオをコピーして届けてくださった方もいらっしゃいました。私が見たくて見られずにいた番組です。家の中はまだ写真展グッズでカオスですが、合間を見て是非連れ合いと一緒に拝見したいと思っています。
皆さま、ようこそ私の拙い写真展に来てくださいました。落ち着きましたら、メールアドレスやご住所を書いてくださった方々に少しずつお礼のご挨拶をお送りしたいと思っています。ありがとうございました。