飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

準備なしで盛り上がる授業

2025年01月03日 17時11分01秒 | 学級経営
正月も三が日が過ぎる。
そろそろ学校のことも気になる時期となった。
できれば学校が再会される日までのんびりと過ごすことが1番いいと自分は思う。
しかし、準備なきところに成功はないのが世の常なのだ。

1月の授業再開に向けてこんな授業はどうだろうか。
準備がいらないことがまずいい。
次に、多様な感が考え方が出て、楽しい。
正解が一つでないのも知的な授業となる。

高学年の学級におすすめの授業。
冬休みに明けにちょっと知的に頭を柔らかくする授業。

黙って黒板に次のように書く。

木仏米中日

この中で仲間ハズレはどれか?
5分以内に自分なりの解を持ちなさい。
※こんな見方もあるのかと気づかせたい。

一人の子に自分の考えを書かせる。

1 国名で仲間分けした。

◎木‥国名ではない

中‥中国
日‥日本
仏‥フランス
米‥アメリカ

◇この子は社会科的に仲間分けしている。

2 画数で仲間分けした。

◎米‥6画

中‥4画
日‥4画
仏‥4画
木‥4画

◎この子は、国語的に仲間分けしている。

3 線対象を基準に仲間分けした。

◎仏‥線対象ではない。


中‥線対象
日‥線対象
木‥線対象
米‥線対象

◎この子は、算数的に仲間分けした。

4 辺とつくりでできている漢字。

◎仏‥にんべんとつくりでできた漢字。

他の漢字は、へんがない。

◎この子は、国語的に仲間分けした。

5 目で見られるものと見られないものに仲間分けした。

◎中‥実際に見ることができない。

他のものは実態があり、目で見ることができる。

◎独自の視点。

これは、価値づけという考え方に基づいている授業展開。
物事にはいろいろな見方があり、これがみんなで、学ぶ意味。

こんな授業を授業びらきですると子どもたちが熱中して、盛り上がる。
楽しい気持ちでリスタートが切れる。

saitani







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