12月11日~13日まで東京の恵比寿で タツノヤ商会さんが展示会をやっていました。
また、無料で楽器の査定会をしていたので、楽器を保険に掛けることも考え
査定をしてもらいに、恵比寿に行ってきました。
査定は、岡田社長さんと 営業の大澤さんとで実施(主に 岡田社長さんが見立て)
Capelaは1977も 装飾の1989も 同じ評価でした。装飾があると、どうしても評価がつかないとのこと。
StefaniniもCapelaの倍ぐらいの評価で
おおよそ評定通りでした。
20分ぐらいで査定はおしまい
帰ろうと思ったのですが、大澤さんから「ぜひ楽器も見て行ってください、きうちさんなら、コンテンポラリーやモダンは興味ないですよね
オールドをぜひ」といわれ…心の中では、コンテンポラリ-のモラッシやコニア や モダンのビジャーキも興味があったのですが
それでは と恐る恐る オールド楽器を触りました。
どれも 見た目は素晴らしい風格がある。
でもそれぞれに、特長があり
私が、これは良い と思ったのは
Giuseppe Rocca と Antonio Ungarini
の2つ
Ungariniは、特に私好みで、大きさもいい、音もいい、
お値段は1,000万円ぐらい だそうです。
Roccaは、数千万円だとか
大澤さんに、「Ungarini いかがです?」 と訊かれて
・ いずれは、本物のオールドイタリアンが欲しくなる。でもビッグネームは数千万から億へと続く途方もない道。
・ 以前、先生から本当に音楽を楽しみたいなら、1,000万円以上出せば無銘の 真正オールドイタリアンを捜してあげると言われた。きっとこんな楽器だと思う。
・ 無銘ではなく、辞書にも載っている製作者で、1,000万円は確かに安いかもしれない。
・ でもそんな財力はない。
とお答えしました。
この楽器、タツノヤさんが入手した時は、バラバラの状態で、時間をかけて修復したそうです。
久々に、良いオールドに触れることが出来た一日でした。