お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

おフランスざんす 帰ってきました

2021-05-23 07:04:57 | ばよりん

東京に緊急事態宣言が出ていたGW

北海道から東京へは帰省せずに、事態が収拾するのを祈っていました

でも、今月12日から月末まで期間は延長となり…

 

手元の薬が今月末にはなくなってしまうので

通院するために東京に戻りました

 

病院に行く途中に ガンさんの工房があるので

ガンさんの工房に立ち寄って おフランスざんす を引き取りに行きました。

 

5月21日(金)

ガンさんの工房に行き、まず

駒新調、指板削り、テールガット交換、全体の調整の代金45,650円(消費税等含)を支払い

 

ガンさんとちょっとお話ししました(3m以上離れて)

 

 

(ガンさん)

フランスの楽器は、音が大きいだけで、音色に深み厚みがないものが多い。それがイタリアとの大きな違い。

この楽器は、持ち込まれたときは、固く単調だった。

仕上げてみたら、音量はそれほどでもないけれど

音色はかなり良い。とても豊かな音色。いい楽器を手に入れたと思う。

きうちさん、弾いてみます?

 

(私~弾いてみて)

反応は、いいね。弓を動かし始めたらスッとでる。

今持っている、ガンさんの楽器やカペラと比べると、少し 反応はもたつく感じを受けるけど

反応は良いほうだと思う。

 

ただ、音は控えめだね。小さいね。 

ガンさんの言う通り、音が大きくない。

しばらく弾かれていなかった楽器なので、しばらく弾いてみます。

そのうえで、改めて相談に来ます。

 

で…

音色だけど…

古い音を期待したけれど、ふつうの良い楽器だね。(→ コメント受けて ガンさん~笑う)

古めの新作からモダンにかけての音だね

ほんの少しだけ、D線が古い音に変わりつつある感じだけど

ガンさんが私のために作ってくれたドルフィンモデルの方が、

古い楽器の音に近いと思う。

1~2か月 鳴らしてみますね。

 

と話をしたあと、帰宅しました。

 

 

帰宅して…

おフランスざんす と カペラ(1977と1989)、ガンさんの楽器(2006)とを弾き比べ

音色は、固さ、角のある感じはない。

でも反応はやや遅く、音が小さい。

 

表板、裏板の反応(振動)が少なく、鳴っていない印象です。

この感じの楽器は、店頭で弾く楽器の多くに感じる印象で

おそらく、一般には「良い楽器」の範疇に入るのだと思いますが

 

もっと、スッと音が出て、簡単に小さい音、大きい音が出せる楽器の方が

私は好きです

 

友達から譲ってもらった、カペラ1989は、本当に弓を軽く弾くだけで

芳醇で上品な音色がスッとでる。

強く弾くなよ~上品に弾けよ~

と楽器が命令してくるような錯覚を受けるのですが

 

おフランスざんすからは、まだ感じるものがありません。

 

北海道は 春の季節に入り、湿度が高くなり始めたので

おフランスざんす を北海道にもっていき

しばらく弾いてみようと思います

 

古い楽器 憧れだな~

タツノヤさんで弾かせていただいた ウンガリーニ を思い出し

 

古い楽器の 音色と

そういう楽器には1,000万円以上は必要だと思うと

夢は夢で終わらせるべきかな…と 今思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする