昨日 3人の方から
弓はどうするのですか?
弓を分けていただけますか?
という お問い合わせをいただきました。
また、アクセス解析をすると サンライズオークションで
ペドレッティさんの弓を約18万円で手に入れた記事が
ものすごくアクセスされていて
ほほー なるほど
楽器を断捨離するなら いずれ弓も と皆さん
思ったのだろうと思いました
弓も 4本は断捨離しますが
その行き先は、既に決まっており
入手した際に、約束した製作者のご遺族
と
私の友人たち なので
申し訳ないのですが、お問い合わせを受けても
お断りすることになりますこと
ご了承いただければと思います
弓は、楽器と異なり消耗品です
毎日使えば、いずれはへたりが出てきます。
古い弓も、新しい弓も どちらも同じです
私は、いずれ捨てることになる弓ならば
古くて音色の良い弓には魅力はあるけれど
コスパと自分の技量を考えて
新作を中心に購入し、使用してきました
新作であれば、これからも良い作品が出てきますし、
投機目的でなければ
長く代々使いながら、価値の高騰を狙う必要も無いので
楽器店やオークションを丹念に探すのが
よろしいかと思いますです
私の判断基準は
「これは、買わないと!!」と心を動かされたときが買い時で
「どうしようか…」と一瞬でも思うなら、
信頼できるアドバイザー(私の場合はばよりんの先生)に意見を求めるか
きっぱり買わない
と決めていました
ペドレッティは「これは 100万円までなら、是非とも落札しよう」と
内覧で瞬時に決めた弓でした。
バランスが良く、腰も強く、
今まで 30本ほど触ってきた
ペドレッティさんの中ではベスト2の内の1本です。
(もう1本は、10年以上前にクロサワさんのお茶の水店にありました)
音色は、杉藤さん、ギョームさん グランシャンさんには劣ります
それでも、欲しいと思わせた弓でした
所有する楽器が
絞り込まれても
弓は 個性が異なれば
とっかえひっかえ 使って楽しめることと
バイオリンに比べれば 値段はお安いので
それほど、あわてて手放す必要もないと思っていますです。