文房具の類が大好きで、見れば何かしら買ってしまう。
それも、ぽち袋だ。
1万円札が折らずにきれいに入る袋。
500円玉のような小銭でも格好よく見える可愛い袋。
お寺さん関係に使えるような、真っ白い和紙で出来た袋。
彩り見どり、何枚も持っている。
先日、暑いさなか、冷蔵庫を運んでくれた運送屋さんにも、気持ちのぽち袋を用意した。
今は、このコロナ禍の中だ。
お茶代として、コーヒーでもお飲みいただければ…と、思った。
今時、500円ではなんだから、1.000円札1枚。
さてさて、小ぶりの袋はあるかいな…。
真っ赤な可愛い袋しか見当たらなかったが、これなら、胸のポケットに入りそう…。
主人から、渡してもらった。
帰り際に、私に、再度、お礼の挨拶を。
うん! なかなか、礼儀をわきまえた人たちだ…。
このお礼の気持ちのことに関して、息子夫婦と意見が分かれた。
配送料を取られているのだから、あげる必要はない…と。
以前、旅館の仲居さんへの心漬けも、議論(?)になった。
サービス料を取られているのだから、必要ない…と。
日本はチップ無しの文化が根付いてる国なのだから…と。
よほど、手をかけてしまったときはお礼の気持ちとしてわかるが、後はビジネスライクが良いと思う…と。
姑も母も、心を形にするタイプだった。
私も、そうありたい方の昔人間だ。
気持ちよく、ことが運ぶのなら、たとえ、飴玉の一つでも差し上げたいタイプ。
今の世の中、皆は、どうしてるのかな…。