冬と違って、夏は明るい時間が長い。
まだ、夜ご飯の支度には早い、夕方前のひと時。
主人は、例によってお気に入りのフォレスタのDVD鑑賞に夢中だ。
私は…と言えば、最近、とみに難易度を増した数独を解くことに必死だ。
雨が上がったのだろうか…。
庭の木々も汚れが落ちて、小ざっぱりとした様子だ。
と、突然、インターフォンが…。
宅急便かと思ったら、そこにはご近所のご主人様が立っておられた。
すぐに、主人に出てもらったが…。
なかなか戻らない。
また、何か、隣人同士のもめごとでもあったのだろうか…。
わが町内は、ご多分に漏れず、高齢者、それもご婦人のおばあちゃまが多い。
壮年者ではあるが、動ける殿方は、3人しかいない。
お若い男性陣は、皆、現役バリバリの方たちだ。
朝から、お仕事で留守してるし…。
息子のように、病気療養中の方も、数人おられる。
時間にして、わずか、20分足らず。
主人が戻ってきた。
何か、難しいことでも…と案じる私に、
「退屈だから、遊びに来たんだって…。」
門の前のガレージで、他愛のないおしゃべりに興じていたそうな。(笑)
子供の時の「遊ぼ~♪」と呼びに来た昔の光景がよみがえった。
いつまで、続くのか、この憎っきコロナ奴!