昨日は、主人の4回目のワクチン接種の日だった。
前日から、記入すべき書類には、すべて書き込んだし、提出書類とともに、免許書も持ったし…。
クリアケースにひとまとめして、バッグに入れた。
その間、すべて、実質、女房任せ。
当日、着替えをしてバッグを持って、やっとこさ、出かけた。
行ってくる…と言ってから、門を出るまで、優に10分経過。
行きたくないそぶりを見せて、まるで小さな子供と同じだ。
やっと、追い出して、表通りに出るまで、見送った。
家に帰れると、やや、あきれ顔の非難めいた顔をしてる息子夫婦。
「世話の焼きすぎだよ!」
「・・・」
確かにそうなのだけれど、何か、不具合があったら、可哀そう…と、鬼嫁は思う。
家の中では威張り散らしてるが、外では借りてきた猫よりもおとなしい。
やっと、うるさい亭主が留守で、一人時間を堪能してたら、電話が。
「終わったよ! 今から帰る。」
やれやれ、いちいち、報告しなくても…と、苦々しく思った。
バスで帰宅した所為か、ものの15分もしないうちに、玄関の鍵の音がした。
それからがまたまた、大変な時間に。
会場で誰さんを見かけた…とか、痛くはなかったとか…、逐一、報告が始まった。
見ていたTVを消して、主人のおしゃべりに耳を貸す。
明治生まれの、行き届いた姑の育て方は、間違っていた…。
こんなにも、世話が焼ける人だとは…。
「ママが、世話を焼きすぎるんですよ!」
と、息子のお嫁ちゃんは言うけれど…。