「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

三菱重工聖  創業の地・長崎造船所の合理化に着手

2015-08-13 07:42:42 | 三菱重工・長崎

 

 
 出典: https://www.mhi.co.jp/finance/library/annual/pdf/annual_2013.pdf

 

三菱重工 創業の地・長崎造船所の分社,再編策

 

 三菱重工業は,建造収支が2隻で1300億円の赤字という,大型客船の巨額赤字もあって,同社創業の地である長崎造船所(長崎市),通称「長船(ながせん)の本格的な合理化に着手する。そのあらましは,

●分社:造船事業を10月1日に分社。液化天然ガス(LNG)運搬船などの設計・建造と、船体ブロック製造の2社に分社化。

●再編:所内4工場に分散している防衛、宇宙、エネルギー関連の生産集約に向け2017年度末までに整理。幸町工場の新たな活用法を検討する。

 の,2点である。長崎造船所は,本工場と香焼(長崎市),幸町(以上長崎市),諫早(長崎県諫早市)−4工場で構成され,昨年4月時点での従業員は約2300人である。いま,造船部門の売り上げは約3割にとどまり,6割を占める火力発電設備が主体となっており,実質的には,脱「造船所」の状態にある。
 三菱重工は,長船の造船事業を分社した後も雇用は維持する方針である。長崎市内では下請けなどを含め,製造業就業者の約45%に当たる1万9千人が長崎造船所と関わっていることから,同所の動向は地域経済に及ぼす影響も大きい。

 

2014年度決算実績サマリー

 

    出典: 三菱重工平成26年度決算概要 https://www.mhi.co.jp/finance/library/result/pdf/h27_05/setsumei.pdf


>>>商船建造は下関、長崎の造船所に集約
 三菱重工業は2012年6月,神戸造船所における商船建造の撤退を決め,以降,商船建造は下関,長崎の造船所に集約。神戸造船所は潜水艦建造のみを行うことに決めている。

 

  三菱重工業  船舶・海洋部門のSWOT分析

  

   出典:三菱重工業 「Annal Report」 36ページ
       https://www.mhi.co.jp/finance/library/annual/pdf/annual_2013.pdf

 

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財界九州 2015年 07 月号 [雑誌]

   テーマレポート
TOP INTERVIEW
小川 洋 福岡県 知事×麻生 泰 九州経済連合会 会長(麻生セメント 社長) P10
「福岡が九州のけん引役を果たしアジアの時代に向けた礎を築く」
ムラを活かせ、マチを活かせ!! 「地域再生」   P23


【総論 】 自治体に警鐘鳴らした「増田レポ」/真の〝地方の時代〟に問われる自律への本気度 
【現地…KAGOSHIMA柳谷集落(やねだん)】「人口減やむなし」でも感動呼び込め/全国区の地域再生モデルにも危機感; 

【現地…FUKUOKA 八女市・星野村】心の交流拡げて「第ニのふるさと」に/豊かな自然と家族交流に高まるニーズ 

【課題…KUMAMOTO 人吉】 先駆的な「政策プラン」市民に響かず/2期目の〝有能首長〟がまさかの落選  
   
 
 【AREA FOCUS KITAKYUSHU】小倉第2高炉をついに休止へ「生産合理化」に踏み込んだ新日鐵住金〝想定の範囲内〟でも緊張感高まる

【業界 FOCUS 電力】九州の「7000億円市場」争奪戦へ 来春の全面自由化〝前夜〟の状況は…/ 既存大手、新規、異業種が入り乱れ競争時代に  

【次世代林業(2)】森林資源の有効活用を視野に独自の技術で新規需要を開拓/林業活性化のカギを握る木材の用途拡大  P54


  エリアレポート
【北九州】「頭脳拠点化」で企業立地が新段階/ BCPに最適な都市としての評価も浸透 
【筑 後】JR羽犬塚駅前で「再開発話」浮上/空洞化する市中心部に危機感強める  
【佐 賀】国内外でPR効果生む「動画戦略」/そのユニークさがネット上でも話題に  
【長 崎】「三菱重工」の客船建造継続へ安ど/焦点は次の客船建造契約の行方に  
【佐世保】独自技術で活路を開く「中小造船」/国内初〝電気推進システム〟の遊覧船が就航 
【熊 本】にぎわい創出へ「上通商店街」奮起 /ユニークな施策で消費者と接点づくり  
【大 分】「定住・起業化」進める国東市 /異色のIT企業と地域商社を設立 若者の  
【宮 崎】県産食品の「EU進出」ついに始動/新しい海外展開めざし〝ミラノ万博〟に出展  
【鹿児島】桜島の噴火激増で「風評被害」懸念/〝世界トップレベル〟の噴火予知にも…  
【沖 縄】「陸上養殖」の多面展開で市場開拓 /水産資源を生かせる新技術にも挑戦    


  特集・福岡2015
【ZOOM UP】〈商 業〉 天神・博多の二極がもたらす相乗効果 商業集積がさらなる集客の呼び水に/広域集客に加え〝インバウンド増加〟 が売上高アップの追い風に  P88

【ZOOM UP】〈海外客〉 旺盛な外国人旅行者の消費意欲 取り込みへ物販各社の工夫続く/円安やビザ緩和。LCCの路線開設などが追い風に  P95
【カンパニー】〈福岡空港ビルディング〉地域の拠点施設として進化する福岡空港~年間乗降客数が初めて2000万人を突破~  P99
【INTERVIEW】島 宗一郎 福岡市長   P100
福岡市の「圧倒的な存在感」で九州経済をけん引/ハードソフト両面で外から人や投資を呼び込める魅力的なまちづくりを

  財界九州社発行  1,000円

 

 

 


月刊激流 2015年 09 月号


特集 ■食品卸■■
   売上至上主義の終焉

■ 限界利益割れの窮状に「機能卸」への脱皮が急加速

■三菱食品
★★中計最終年度で際立つ、機能強化と成長市場進出の独自色
■日本アクセス
★★新市場開拓と得意分野で始まるサービス企業の具現化
■国分
★★歴史に残る大改革を完遂し、次代を戦う体制づくりを急ぐ
■加藤産業
★★攻めと守りの二軸をブラさず、減益基調に歯止めをかける
■三井食品
★★三井物産と連携し、異質の価値を「手売り」で売り込む
■トモシアホールディングス
★★地域産品開発と業務用市場にフィールドを広げ、利益を稼ぐ
■伊藤忠食品
★★基幹事業の深掘りと価値創造にチャレンジ
■ヤマエ久野
★★食材の一大産地の利を生かし、国内、海外で進出地を拡大
■スターゼン
★★食肉の「製造卸売業」の体制を整え、攻めの経営に打って出る
■トーホー
★★営業エリア拡大と機能整備にM&Aをフル活用

■食品卸10社トップインタビュー■
三菱食品・・・井上彪 社長
日本アクセス・・・田中茂治 社長
国分・・・國分勘兵衛 会長兼社長
加藤産業・・・加藤和弥 社長
三井食品・・・藤吉泰晴 社長
トモシアホールディングス・・・竹内成雄 社長
伊藤忠食品・・・星秀一 社長
ヤマエ久野・・・網田日出人 社長
スターゼン・・・中津健 社長
トーホー・・・上野裕一社長


◎食品卸 M&Aの動向
日本M&Aセンター 企業戦略部 金子義典 副部長
・突然の廃業は従業員、関係先すべてに迷惑をかける

◎INTERVIEW♦この人に聞く
良品計画 松 曉 代表取締役社長
・日本流を丸ごと持ち込み世界に羽ばたく

◎流通トピックス
・セブン猛追にも「ミスタードーナツ」緩い反撃策
・時価総額首位を競う、ツルハM&A戦略の絶妙
・オークワ、大阪狭山の激戦地で大型改装を実施
・二極化現象後に生じる消費大ブレーキの可能性

◎バイヤーズ・アイ
イズミヤ 【パン】
食品商品部 日配部 バイヤー  中尾 司
・ホームセンターの殻を破り、多彩な仕掛けで快適を提案

◎話題店舗訪問
カインズ鶴ヶ島店
・多目的な空間を時間に課金のシステムで提供

◎どうなった?話題の店舗その後
イオン幕張店(旧カルフール 幕張店)
・衣食住のレイアウト、品揃えが客層とミスマッチ

◎ドラッグストア最前線レポート
ココカラファイン
・クラスターMDが軌道に乗り、既存店売り上げが回復

◎アジアを拓く
楽天
・世界に通じる玄関口で「日本発」の需要を取り込む

◎中国レポート
・ローソン巻き返しへ経営戦略を再構築

◎特別レポート
・住関連販売のチャンスを広げるライフスタイル提案

◎アメリカレポート
・ドイツ発祥のボックスストアが台頭

◎ データが語る
消費の実態 ドラッグストアの防虫剤市場
・市場復活の起爆剤となるかエステー、白元アース二強の再戦


 

国際商業出版発行 780円

 

 

 

 


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