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桜島の活動活発化-50キロメートル圏内にある九電川内原発への影響は

2016-02-09 00:01:27 | 川内原発

   桜島は昨年8月,急激な地殻変動が観測された。一度は初めて噴火警戒レベル4(避難準備)まで引き上げられ,9月には爆発的噴火もみられた。しかしそれ以 降火山活動は沈静し警戒レベルが引き下げられていた。今回の噴火は大規模なものではなかったが,気象庁が緊急会見で「桜島の噴火活動が今後,活発化するおそれがある」とする。

 『報道ステーション』(テレビ朝日)に電話出演した京都大学防災研究所の井口正人教授は,昨年5月の段階で「2020年頃には大噴火が発生する可能性が高い」と指摘している。

8日,桜島で爆発的噴火…噴煙2500メートル

  2016-02-kisyo01
      phote : 鹿児島地方気象台 http://www.jma-net.go.jp/kagoshima/vol/photogallery/index.html

  8日午前8時40分ごろ,鹿児島市の桜島で爆発的噴火が起きた。5日夜に約5カ月ぶりに観測されて以来で,今年2回目。噴煙は5日の約2200メートルを上回る約2500メートルに達した。鹿児島地方気象台は「昨年頻発していた噴火と同規模で,今後も継続する可能性がある」と注意を呼び掛けている。

   気象台によると,爆発的噴火があったのは5日と同じ昭和火口で,大きな噴石が800~1300メートル程度飛んだ。7時10分ごろと9時40分ごろにも小規模な噴火が確認された。より大規模な噴火の兆候を示すデータはないという。

  桜島では5日夜、142日ぶりに爆破的噴火が起き、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられている。

 

  桜島の月別の噴火回数

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
2010年 149

(149)
154

(154)
135

(135)
105

(105)
35

(35)
107

(107)
87

(87)
72

(72)
47

(47)
14

(14)
59

(59)
62

(62)
1026

(1026)
2011年 102

(102)
144

(142)
72

(72)
109

(109)
113

(113)
45

(45)
79

(79)
142

(142)
204

(204)
122

(122)
78

(78)
145

(145)
1355

(1353)
2012年 190

(190)
103

(103)
128

(128)
127

(127)
89

(89)
73

(73)
77

(76)
59

(59)
73

(73)
61

(61)
71

(71)
56

(55)
1107

(1105)
2013年 124

(124)
132

(132)
74

(74)
17

(17)
70

(70)
18

(18)
128

(128)
144

(144)
154

(154)
127

(127)
69

(69)
40

(40)
1097

(1097)
2014年 16

(16)
33

(33)
75

(75)
29

(29)
35

(35)
48

(48)
31

(31)
89

(89)
178

(178)
28

(28)
53

(52)
41

(41)
656

(655)
2015年 113

(113)
154

(154)
272

(272)
241

(241)
244

(244)
103

(103)
21

(21)
6

(6)
98

(96)
0

(0)
0

(0)
0

(0)
1252

(1250)

      出典: http://www.jma-net.go.jp/kagoshima/vol/data/skr_erp_num.html

>>>5日午後7時前,桜島で爆発的噴火-高さ約2200メートルまで噴煙があがる

 5日午後7時前,鹿児島の桜島で爆発的噴火が発生した。高さ約2200メートルまで噴煙があがり,噴石が火口から1キロ以上先まで弧を描いて飛散していることが確認された。これをうけ,気象庁は噴火警戒レベルが3に上げた。

 

     
     

 

 

>>>懸念 桜島から52キロメートル圏内にある九州電力川内原発への影響

 桜島の活発化で懸念されるのが,昨年再稼働した桜島から52キロメートル圏内にある九州電力川内原発の安全性である。


 
 川内原発については、以前からその“危険性”は指摘されてきた。2013年に毎日新聞が火山学者に行ったアンケートでは、「巨大噴火の被害を受けるリス クがある原発」として,50人中29人が「川内」を挙げている。九電が何を根拠に「影響なし」とするのか,その根拠を明示すべきである。

 仮に桜島で大規模な火砕流が起これば,原発内のすべての施設がダメージを受ける可能性もある。福島原発と同じ『電源喪失』という事態にも陥いりかねない。

 桜島近くの東桜島小学校にある石碑にはこう書かれてある。 「科学を信じてはいけない、危険を察したら自分の判断で逃げるべきだ

 

 ┏┓
 ┗  九州の活火山



 桜島や阿蘇山など日本を代表する火山が集中し,人的被害にも見舞われてきた九州では,近年も活発な活動が続いており,警戒が必要である。

 

  ┏━┓                          
 ┃┃ 
 ┗━╋  >>>【川内原発再稼働】1500億円かけ安全策強化
                       
 出典:西日本新聞電子版  2015年08月11日  http://qbiz.jp/article/68698/1/


 九州電力は,川内原発1,2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に向け、新規制基準に沿った安全対策を施してきた。1500億円以上をかけて,地震,津波,電源喪失など想定される自然災害や事故への対策を強化した。

  想定する地震の揺れ(基準地震動)は,周辺の活断層を調査した上で620ガルと想定。東日本大震災時に東京電力福島第1原発で記録した最大550ガルを上 回る数値を設定し、配管などを補強した。非常時の通信設備などを備えた既存の緊急時対策所に加え、基準地震動を踏まえた免震重要棟も本年度中に完成予定だ。

 津波が襲った際の防水対策も強化した。敷地周辺に最大約6メートルの津波が来ると想定。原子炉などがある敷地(海抜13メートル)よりも低い場所にあるポンプ(同5メートル)周辺には高さ10メートルの防護壁を設けるなどした。

 外部電源や非常用電源が喪失した場合に備えて,発電機や燃料貯蔵タンクを増設。原子炉内の核燃料を冷却するための海水を供給するポンプ車も新設した。

 火山の噴火に対しては,定期的な監視(モニタリング)を続ける。火災時などの延焼防止のため、敷地境界付近の樹木を伐採して防火帯を設けた。

 ただ,どれだけ対策を施しても事故やトラブルの可能性をゼロにはできない。「安全対策に終わりはない」(広報)として,今後も自主的・継続的に取り組んでいくという。

 

 


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東京ブラックアウト

  前作,『原発ホワイトアウト』を凌ぐディテールと迫力。 「原発再稼働」が既定路線のように進む日本……しかし,その裏には真っ黒な陰謀が渦巻いていた! いったん「原発再稼働」を認めれば,「発送電分離」は不可能となる……そのカラクリを暴いていくと驚愕の真実にぶち当たった……そう,「原発再稼働」で殺 されるのは,大都市の住民なのである。 自分の家族の命と財産を守るため,必読の書!

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原子力ムラの“最深部”を暴露した現役官僚が再び問う、原発再稼働がもたらす「最悪の結末」-
 
霞 が関で働く現役のキャリア官僚の話題作,『原発ホワイトアウト』の続編が『東京ブラックアウト』。著者の若杉冽(わかすぎ・れつ)氏が描くのは、「某国」 のテロリストが高圧送電線網を破壊したことをきっかけに、深い雪に閉ざされた日本海側の原子力発電所で重大事故が発生。首都・東京をはじめ、日本全体が再 び深刻な危機へとのみ込まれてゆく…というストーリー。

 原発推進、再稼働に向けた動きが着々と進み、その一方で事故が起きた際の避難 計 画は穴だらけです。避難計画を策定している官僚自身も、住民に説明する自治体も、当の住民だってそのことをわかっているのに、誰も再稼働への流れを止めら れない。こうした現状に対する「怒り」がこの作品の根底にある。


原発推進へと進む現状が「変わらないどころか酷くなっている」と指摘されましたが、このままだと4月、5月以降には川内(せんだい)原発(鹿児島県)が再稼働しそうである。

ー川内原発を再稼働した後は,しばらく様子を見つつ,秋以降に向けて粛々とほかの原発の再稼働準備を進めるのではなかろうか・・・。

東京ブラックアウト


「原 発再稼働」が既定路線のように進む日本……しかし,その裏には真っ黒な陰謀が渦巻いていた! いったん「原発再稼働」を認めれば,「発送電分離」は不可能となる……そのカラクリを暴いていくと驚愕の真実にぶち当たった……そう,「原発再稼働」で殺 されるのは,大都市の住民だったのだ!!

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原子力ムラから政治家へ金が流れる仕組み…。政治、官僚、産業界が一体となってつくり出している「原子力モンスターシステム」の全貌を暴露して話題 となった 『原発ホワイトアウト』から約1年半。著者で現役官僚でもある若杉氏が、多くの国民の声を無視して進められようとしている原発再稼働のウラにある欺瞞だら けの避難計画の中身と、懲りない原子力ムラの内情を再び告発する。

 

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山本太郎 安倍晋三を問いつめる 原発が弾道ミサイルで狙われたらどうするんだ!! 再稼働なんて出来ない【全34分】

2015年7月29日の参院平和安全法制特別委員会における,「生活の党と山本太郎となかまたち」代表 山本太郎議員の質疑。 この質問はNHKでも中継された。

 

Q-山本議員の質問)  まじ,日本がミサイル攻撃を受けたときのシミュレーションや訓練を政府が行っていることを確認したうえで,鹿児島県の川内原発について、最大でどのぐらいの放射性物質放出を想定しているかを質した。

A-原子力規制委員会の田中俊一委員長の答弁)

この質問に対し、原子力規制委員会の田中俊一委員長は,原発へのミサイル攻撃の事態は想定しておらず、事故が起きたときに福島第一原発の事故の1000分の1以下の放射性セシウムが放出されると想定。

A-安倍晋三首相の答弁)
安倍首相は,その理由として,攻撃の手段や規模、パターンが事態によって異なるとして、「実際に発生する被害も様々であり、一概にお答えすることは難しい」とした。

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Q-山本議員の質問)   山本太郎氏は、原発が弾道ミサイル攻撃を受けたとき、何キロ圏までの避難・防災計画を作るべきなのかとただした。

 

A-政府側)政府側は、定量的な被害想定をしておらず、事態の推移を見て避難などの範囲を決めるとした。

    ::::::::::::::::   ::::::::::

Q-山本議員の質問)川内原発から最大でどのぐらいの放射性物質放出があるのか。

A-原子力規制委員会の田中俊一委員長の答弁)

田中俊一委員長が放射性物質は燃焼度や冷却期間などで変わるため全部が放出されることは想定していないと答弁。

A-安倍晋三首相の答弁)
 安倍首相が原子力規制委で安全基準を満たしたものは再稼働する方針だと述べる。

 

 


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