※井筒屋黒崎店 (同社HPより)
百貨店の「井筒屋」( http://corp.izutsuya.co.jp/about/ 東証1部・福証上場)は,今年末をめどに福岡県北九州市の商業施設「井筒屋アネックス-1」を,12月末を目途に閉店する。店舗閉鎖に伴い減損損失約11億円を特別損失として,2015年2月期第4四半期決算に計上する予定。再評価に係る繰延税金負債取崩により法人税等調整額約2億円を同時に計上し,当期利益に与える影響は約9億円の損失となる見通し。
1959年に「八幡井筒屋」として開業の同店は,2002年に「井筒屋アネックス-1」と改称した売場面積約1万平方メートルの商業施設で,現在は家具などインテリア商品の販売を中心に店舗を運営している。近年,商圏内における消費環境の低迷などから,業績回復の見通し難しく,店舗建物の維持・管理コストの増加も見込まれることから,営業継続は困難と判断し閉店の決定に至った模様である。
井筒屋アネックス-1にあった書店「ブックセンタークエスト」は,すでに2014年11月末黒崎店7階に移転オープンしている。今後は,駅前立地の黒崎店に経営資源を集中し,業績向上う図る。
◆「井筒屋アネックス-1」-店舗概要
所在地:福岡県北九州市八幡西区黒崎2-3-15
開店:1959年11月11日
店舗面積:1万342㎡
⇒⇒ 営業店舗の閉店に伴う特別損失の計上に関するお知らせ:井筒屋 ⇒
http://corp.izutsuya.co.jp/assets/2015/02/150206_extraordinary_loss.pdf
◆「井筒屋」-企業概要
北九州地盤の地方百貨店。小倉本店と至近距離のコレット店が主力。市場縮小受けリストラ推進中。
・連結決算売上高(2014/4)882億2千万円
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▼ 関連記事
⇒⇒ 井筒屋・小倉駅前「コレット」撤退-北九州市,都心の商業力低下は避けられず 2018-08-01 00:00:44 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/1f3c2c9251c6a215b6e96b4dde828b5d
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