星野リゾート（ほしのリゾート）http://hoshinoresort.com/ は，長野県軽井沢町に本社を置く総合リゾート運営会社である。前身は，1914年に軽井沢で星野温泉ホテルを創業の老舗ホテル。
今年で長野県軽井沢で星野温泉ホテルを開業してから，106年目を迎えた星野リゾート。旅産業は「世界で最も大切な平和維持産業」と謳っている。
同社は，ラグジュアリーホテル「星のや」，温泉旅館「界」，リゾートホテル「リゾナーレ」，都市観光ホテル「OMO」，ルーズなホテル「BEB」といったブランドを全国展開し，2020年には運営施設数が45施設に達する見込みで。2019年4月期の営業利益は前期比増益の約32億4300万円であった。
星野リゾートは，着々と九州進出を果たしている。星野リゾートグループの星野リゾート・リート投資法人は，鹿児島市南栄のホテル「ＨＯＴＥＬ ＺＥＲＯＣＩＴＹ（ホテルゼロシティ）」（地上10階建，217室）を19億9500万円で取得し，ホテル運営会社「ＳＨＲロードサイドイン」と貸借契約を締結。ホテル名を「チサンイン 鹿児島谷山 」に改め，2015年8月，リニューアルオープンしている。また，福岡市博多区の「ＡＮＡクラウンプラザホテル福岡」（３２０室）を取得し，傘下に収めた。なお，ホテルの運営は，引き続きＩＨＧ・ＡＮＡホテルズグループジャパンが行い，ホテル名も変更していない。
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>>>霧島へ「星野リゾート界」が進出 ～宿泊施設開業に向け，霧島市と「パートナーシップ協定書」を締結～
霧島市に進出する星野リゾート（長野県軽井沢町／代表 星野佳路）は，2021年に温泉旅館「界」を開業する。同社は，2019年，霧島市とパートナーシップ協定を締結し，ホテルが立地する霧島錦江湾国立公園の環境整備や魅力発信などに協働で取り組むとする。21年春には大分県別府市にも「界」を開業する予定で，九州を代表する2つの温泉地での事業展開を目論む。
（この稿，続く）
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星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則
中沢 康彦
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