「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

伊東光晴・「私にとっての加藤周一」『図書2019年9月号』

2019-09-16 16:29:00 | 書房
図書 2019年 09 月号 [雑誌]
秋の蝉,漱石俳句の典拠,他
岩波書店

 

恩師伊東光晴先生が,『図書 2019年9月号』岩波書店発行の冒頭で「私にとっての加藤周一」と題して,戦後日本を代表する国際的な知識人である故加藤周一氏にの人となりについて畏敬の念を込めて書かれています。今年92歳,心臓発作で倒れ,医師からは99%助からないとの宣告から奇跡的な回復を遂げられ,年齢を感じさせない健筆をふるっておられます。

去年,久しぶりに電話でお話したときは,夏は軽井沢追分で静養していると,元気なお声を聞きホットしました。今年もきっと,軽井沢の冷気のもと,リフレッシュされている事でしょう。

もう10年も前の話ですが,こんなことがありました。当時,私は鹿児島国際大学で教職にありましたが,私の処遇に関して先生にお骨折りいただきました。
その時,学長から,「教師にとって教え子はいつになっても自分の生徒。だが,60過ぎた小林さんが伊東先生にとっては生徒であるという関係はうらやましい」,と言われたことをいまさらながら思い出されます。

 厳密には著作権に触れるかもしれませんが,伊東光晴先生の健筆,筆の冴えを広く知っていただきたく,掲載原稿をJpegで添付(クリックすると拡大表示)いたします。一読賜れば,望外の喜びです。

 


伊東 光晴(いとう みつはる、1927年9月11日 -92歳 )は、日本の経済学者。京都大学名誉教授。専門は理論経済学。東京都出身。紫綬褒章受章。吉野作造賞等受賞。

 

ケインズ―“新しい経済学”の誕生 (岩波新書)
伊東 光晴
岩波書店

 

 

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