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「シニアのツタヤ」九州初 来秋,福岡市の九大跡地に最大級書店を出店

2016-07-11 22:41:52 | 九州の流通業界(商業・サービス)

「シニアのツタヤ」九州初 来秋,福岡市九大跡地に大型書店を出店
                   出典:西日本新聞電子経済版  http://qbiz.jp/article/89933/1/

 西日本新聞によると,レンタルのTSUTAYA(ツタヤ) http://www.discas.net/netdvd/entrance/campaign41.html が,福岡市中心部の中央区六本松の九州大キャンパス跡地にシニア層を狙った大型書店を来年秋に出店する。売り場面積は約3千平方メートル。ツタヤとして九州で最大規模,初業態という。大型書店は,九州大キャンパス跡地でJR九州が開発する「六本松複合ビル」(仮称)に入居する方向で調整中。東京都渋谷区にある「代官山蔦屋書店」 http://real.tsite.jp/daikanyama/    がモデルで,50〜60代を主な対象に書籍,カフェ,上質な雑貨を中心にした「ライフスタイル型」の売り場を目指す。

                                      ※phote:代官山蔦屋書店サイトより

 これに関連して,福岡市中央区六本松の九州大キャンパス跡地で最終調整している。出店に合わせ,同区今泉1丁目の「ツタヤブックストア天神」を来年秋に閉店する。同点は,売り場面積が約2千平方メートル。地上5階,地下1階で,書籍やカフェ,雑貨,レンタルなど若者向けの旗艦店である。だが,約500メートル離れた天神1丁目の「ツタヤ天神駅前福ビル店」(同約2600平方メートル)と業態が重複。「採算に乗っていた」(九州 TSUTAYA)が,今後は,福ビル店に旗艦店の役割を移して閉じ,経営資源をシニア市場に振り向ける。

 ツタヤの親会社,カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC,東京) http://www.ccc.co.jp/   はシニア市場を狙った「蔦屋書店」の多店舗化を進めている。2011年に出店した代官山が第1号で,現在,関東や関西を中心に店舗展開している。

 

 

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 セブン&アイ 「全国制覇」に向けて九州進出が本格化・その1

                                            2015-07-04 02:18:55 | 九州の流通業界

 コンビニ最大手のセブン-イレブンを傘下にもつ,セブン&アイホールディングス(2014年2月期の連結売上高5兆6318億円)は,全国制覇に向けて,関西,中国地域で店舗網構築に向けて着々と布石をうってきた。同社が次の目標に据えているのが,九州進出である。

セ ブン-イレブンはすでに九州に進出しているが,イトーヨーカ堂の店舗はまだない。イトーヨーカ堂の九州初進出の候補地と目されているのが,九州大学箱崎 キャンパス(福岡市東区箱崎6-10-1)の跡地で,総面積43万平方メートルという広大な土地である。福岡市と九州大学が共同で作成した「九州大学箱崎 キャンパス跡地計画」では,ここに商業施設のほか,医療,福祉,防災,生活支援,教育,人材育成を盛り込んだまちづくりをめざしている。

この跡地の民間提案募集に,セブン&アイホールディングス社子会社で商業施設デベロッパーの(株)モール・エスシー開発  http://www.mall-sc.co.jp/(本社:東京都千代田区,)が名乗りを上げている。


>>>イトーヨーカ堂-福岡出店を検討

セブン&アイホールディングスの中核企業であるイトーヨーカ堂が,総合スーパー「イトーヨーカドー」を,福岡県内に出店の動きがある。
出店候補地と目されるのが,福岡市東区の九州大学箱崎キャンパス跡地。同跡地の民間提案募集に,同社子会社で商業施設デベロッパーの(株)モール・エスシー開発   http://www.mall-sc.co.jp/(本社:東京都千代田区,)が名乗りを上げている。

九州大学では箱崎キャンパス跡地での土地利用やまちづくりに関する提案募集を実施。しこれに,セブン&アイホールディングスの子会社が応募したものである。
なお,このプロジェクトでは,ハローデイのほか,イオンモール(イオンなど),病院,不動産,鉄道会社など14法人が対話事業者に選定されている。


モール・エスシー開発社の事業概要-(同社サイトより転載)
                              http://www.mall-sc.co.jp/

私どもモール・エスシー開発は,セブン&アイ・ホールディングスの総合ディベロッパー会社として「商業施設開発」「テナントリーシング」「運営管理」の3つの事業を柱に,セブン&アイのグループ力を活用し,質の高い商業施設の開発に取り組んでおります。

地域特性に合った商業施設の開発・運営管理に加え,日々大きく変化しているお客様の購買行動に対応するべく,リアル店舗とネットをシームレスに連携させながらお客様にアプローチしていく「オムニチャネル戦略」に向けた取り組みも開始しました。

モール・エスシー開発はこれからもセブン&アイのグループ力を最大限に活用し,地域に調和し愛される商業施設を通してお客様の生活を豊かにする街づくりに挑戦してまいります。

 

 

  :::::::::::::::九州大学 箱崎キャンパス跡地に関する告知 :::::::::::

 

>>>>>>箱崎キャンパス跡地に関する民間提案募集の開始について
               http://www.kyushu-u.ac.jp/news/minkanteian.php

   九州大学では箱崎キャンパス跡地での土地取得または事業実施の意向がある民間事業者の皆様から,土地利用やまちづくりに関する提案募集を実施します。
   今後,箱崎キャンパスの跡地利用において「九州大学箱崎キャンパス跡地利用将来ビジョン(以下,「将来ビジョン」)」に基づいて確実にまちづくりを進める ためには,民間事業者の皆様の先進的な知見やアイデアを最大限に活用することが必要不可欠だと本学は考えております。
   今回実施する「民間提案募集」は,将来ビジョンおよび「九州大学箱崎キャンパス跡地利用計画(案)」を踏まえ,具体的な事業提案を行った民間事業者を「対 話事業者」として複数決定し,対話を実施することで,今後の「開発事業者募集」の公募に係る条件等の参考とすることを目的とします。
  本事業に関心のある民間事業者の皆様におかれましては,ぜひとも,積極的に箱崎キャンパス跡地利用に関してご提案いただきますよう,よろしくお願いいたします。


>>>箱崎キャンパス跡地に関する民間提案募集における対話事業者の決定について
                  http://www.kyushu-u.ac.jp/news/jigyousha.php

   平成26年10月7日より実施しました「九州大学箱崎キャンパス跡地に関する民間提案募集」について,審査会(委員長:安浦寛人 九州大学 理事・副学長)にて各社から提出されました提案書を審査し,14社(グループ)を「対話事業者」として決定しましたのでお知らせします。
  今後,対話事業者と個別に対話会を実施し,その内容を,来年度以降に実施予定の開発事業者募集の公募条件等に反映する予定です。
  なお,今回の対話事業者としての決定は,箱崎キャンパス跡地の開発事業者や設計者等を決定したものではございません。今回の民間提案募集の応募の有無にかかわらず,開発事業者募集に参加することは可能です。
 
    対話事業者(50音順)
 
イオンモール株式会社・福岡地所株式会社共同企業体(◎イオンモール株式会社, 福岡地所株式会社)
貝塚病院グループ(◎医療法人貝塚病院,ヘルスケアパートナーズ株式会社)
グリーングループホールディング(◎株式会社日田天領水,グリーングループ株式会社, 森ビル都市企画株式会社)
高邦会グループ(◎株式会社医療福祉運営機構,医療法人社団高邦会, 社会福祉法人高邦福祉会,学校法人高木学園)
次世代都市モビリティ研究会(◎株式会社本田技術研究所,株式会社奥野翔建築研究所, 株式会社アバンアソシエイツ)
清水建設株式会社
住友商事株式会社
住友不動産株式会社
大和ハウス工業株式会社
西日本鉄道株式会社
原土井病院グループ(◎特定医療法人原土井病院,株式会社ホームケアサービス, 学校法人原学園)
ハローデイ箱崎(◎株式会社ハローデイ,株式会社斎藤政雄建築事務所)
三井住友信託銀行株式会社
株式会社モール・エスシー開発
 (◎:グループ応募の場合の代表法人)

 

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「身の丈」を強みとする経営』 (日本経済新聞出版社刊)。本書では,性急な業容拡大は弊害が多いとして,堅実な発展を目指して,自らの分を知り,ライバルの動きに惑わされることなく, マイペースを貫きながら存在感を発揮するという経営姿勢を貫く経営姿勢を「身の丈経営」とし,縮小の時代の小売業経営のあり方を示しています。

 

 


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