「和牛オーナー制度」で全国の7万人以上の会員から資金を集め、2011年に約4200億円の負債を抱えて経営破綻した、栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」。報道によると,同社は事実と異なる説明をして顧客の勧誘をしていた疑いが強まったとして,警視庁は元社長ら旧経営陣3人を特定商品預託法違反の疑い,18日,警視庁に逮捕された。
「安愚楽牧場」は繁殖用の牛への投資を募り,生まれた子牛を市場で売却した代金を配当する「和牛オーナー」制度で成長を続け、会員は7万人を超えたが,2011年,4200億円余りの負債を抱えて経営破綻し,破産の手続きが進められている。
民主・海江田 万里代表は経済評論家時代,週刊誌などで安愚楽牧場の「和牛オーナー制度」に出資を勧める記事を書いたとして,損害賠償訴訟を起こされている。
海江田氏は、1993年に衆院議員として初当選するまで経済評論家として活動。同牧場を「高利回りの利殖商品」とたびたび紹介していた。今年2月には同氏の著書や記事を読んで損害を被ったとして出資者30人が約6億円の損害賠償を求めて提訴。海江田氏は「執筆と損害との因果関係が不明で,法的責任はない」と争う姿勢を示している。
▼「安愚楽牧場」関連ブログー・アーカイブ
・どうする海江田氏-全国安愚楽牧場被害対策弁護団 -経済評論家時代に出資を推奨とし提訴を視野へ
・安愚楽牧場関連・もう一つの破たん-宮崎県小林市のコスモス牧場が休園
・安愚楽問題で国賠訴訟検討 弁護団「行政の失態-被害拡大の一因」
・安愚楽牧場のその後 -詐欺被害はなぜ繰り返されるのか-2
・安愚楽牧場のその後 - 「詐欺被害はなぜ繰り返されるのか-1」
・安愚楽牧場のその後 -栃木の子会社破産 / 鹿児島の会社(カミチク)が一部継承
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- 東京地裁安愚楽牧場に管理命令
- 安愚楽牧場-「自転車操業」の疑い,「景品表示法」違反の疑い
- 安愚楽牧場問題-全国各地の被害者救済の動き
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和牛詐欺 人を騙す犯罪はなぜなくならないのか 共同通信社記者「斉藤知彦」氏が、徹底取材の「詐欺犯罪はなぜなくならないのか」。 講談社(1300円)
被害額4300億円、被害者7万人と、戦後最大規模の消費者被害事件となった安愚楽牧場事件。1990年代、そして2000年代後半に起こった「ふるさと牧場事件」など、怪しい和牛預託商法が行われ、そして摘発されてきた歴史があるにもかかわらず、悲劇はまたもや繰り返されたのはなぜなのか?
「詐欺専門記者」とj自認の共同通信社記者が、徹底取材で分析した「詐欺犯罪はなぜなくならないのか」。
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/5112fedabca050b0544d2a53df0b38b3
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