鹿児島国際大学での集中講義 ーマーケティング論・19 総括④ 「60歳代の大学生」
今回,60年配のPさんが孫世代の若者と机を並べられていました。「1つの仕事(行政)の中だけで30数年間過ごしてきた。視野をひろげたい」とし,勤めを早期退職し,大学に入学されたということです。
Pさんの真摯な受講姿勢には頭の下がる思いでした。「この歳で若い人達と一緒に学ぶことは楽しい」と語っておられましたが,学生達にとっては,いわば祖父と机を並べて学んでいるようなもので,きっと,よい刺激となっていることでしょう。
Pさんは,鹿児島朝市で,なじみの飲食店の経営者とばったり顔を合わせたということです。商売人が買い物に来る場所という点から,朝市の重要性を再認識した。ということでした。なお年々,市場が狭くなっているようで,寂しいとも語っておられました。また, 今回の授業から,「マーケティングは商売上の問題だけでなく考え方,発想をつなげたら色々な面に通じるようである。集中講義ではあったが,興味が増した。」との感想をよせてくれました。
Pさんは,来春ご卒業予定の事。もう一踏ん張りください・・・・・・・。