3年ぶりに新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が、全国どこにも出されていない大型連休を迎えました。これをきっかけに新型コロナウイルス対策の旅行規制が解けたら久しぶりに宮崎,鹿児島を旅しようと,密かに計画を練っています。
宮崎では,日南の城下町飫肥と都井岬,JR志布志線の廃線跡の三カ所を訪ねるつもりです。
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┗■ 城下町 飫肥(おび):宮崎県日南市
飫肥は、天正16年(1588)から明治初期までの280年間飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えたまちです。武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣、漆喰塀が残る町並みは、昭和52年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
昭和53(1978)年に復元された大手門を中心に、松尾の丸や藩校振徳堂、城主伊東家の歴史を綴る貴重な資料が展示されている飫肥城歴史資料館があります。 商人町通りには樽を店頭に置いた商家や、格子に壁燈籠、番傘を飾った商家が軒を連ね、町を流れる堀割の清流など、江戸時代を彷彿とさせる町並みが楽しめます。
夏ともなると,飫肥城下町では店舗の軒先に風鈴が飾りつけられ,涼しげな音色で観光客らを楽しませてくれます。この風鈴の飾りつけは,飫肥城下町の店舗が,訪れた観光客に夏の風情を感じてもらおうと毎年行っています。風鈴は,陶器やガラス,鉄でできているものなどさまざまで,中には30個近くの風鈴をまとめて飾っている店もあり,江戸時代の風情が漂うまち並みに涼しげな音色を響かせています。風鈴は,9月上旬まで飾りつけられているということです。
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>>>リゾート特急 海幸山幸
雄大な日向灘や飫肥杉の木立など宮崎・日南地区の豊かな自然に包まれながら、木のおもちゃを思わせる列車がコトコトと走る。JR九州が宮崎−南郷で土日・祝日と長期休暇を中心に運行している観光特急「海幸山幸」。JR九州管内の観光特急の中でも人気です。
>>>飫肥杉使った,オンリーワン列車
使用されている車両は,2008(平成20)に高千穂鉄道から購入したTR-400形の改造車両です。デザインはJR九州の列車デザインを手掛ける工業デザイナー・水戸岡鋭治氏が担当し,「木のおもちゃのようなリゾート列車」をコンセプト に,内外装に地元素材の鉄肥杉(おぴすぎ)を使用する.2両編成のうち,1号車「山幸」が指定唐草(定員21名)′2号車「海幸」が自由席車(定員30 名)です。
海幸彦・山幸彦の伝説が残る地を走る地にふさわしい名として「海幸山幸」と命名されました。
青島−北郷で鬼の洗濯板が眼前に広がるスポットでは30秒ほど停車,油津−南郷の景勝地「七ツ八重(ななつばえ)」を望む鉄橋では徐行運転に。大きめの窓から広がる絶景をバックにした記念撮影を客室乗務員がサポートしてくれます。 また、乗務員手作りの海幸彦・山幸彦伝説の紙芝居や景勝地での車内アナウンスなど、子どもから大人まで楽しめる仕掛け満載です。
沿線も海幸山幸の運行を歓迎。約10分停車する飫肥駅(日南市)では泰平踊の踊り手が出迎え、ホームに小さな土産物店が出店。また、地元の高校生や沿線住民らも駅舎の清掃や四季折々の花の植栽などで心づくしのおもてなしをしています。
これまで,延べ9万人以上の乗客を、木のぬくもりで包み込みながら観光地へ運んだ海幸山幸。宮崎−南郷を1時間36分で結び、運賃は往復2870円。同区間には観光バス「にちなん号」(宮崎交通が運行)もあり、往路が列車で復路はバスなど好きなように組み合わせることができます。
地元宮崎の飫肥杉もリアルに再現!車両デザインは水戸岡鋭治氏特急 海幸山幸プレミアムボトル焼...
価格:2,040円(税込、送料別)