「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

銅像や石碑-街のいたるところに

2009-01-29 08:45:24 | 鹿児島の見どころ
 鹿児島の街,ぶらり歩きは楽しい。毎回,何がしかの,発見や気づきがある。

▼アーバンポートそば 桜島桟橋通電停 「赤倉の跡碑」。

 歩道上にぽつんと建っている碑。鹿児島市小川町,桜島桟橋通電停の近くの歩道には「赤倉跡」と彫られた小さな石碑。赤倉跡とは,は鹿児島医学校の病院の跡地
を指す。藩が1869(明治2)年に招いた英国人医師ウィリアム・ウィリスのために建てた病院が赤レンガ造りの洋館であったこよからそう呼ばれていた,という。

 わたしは,月に1~2回,この碑の近くを通るが,この碑に目をとめて立ち止まる人を見たことはない。街に溶け込みあって当然の道標となっているからなのであろうか。


◇ウィリアム・ウィリス:1837(天保8)年北アイルランド生まれ,1894(明治27)年英国で死去

 文久2年駐在英国公使館付医官として来日。生麦事件では,英国人被害者の治療や検死に立ち会った。翌年,この事件に端を発する薩英戦争に際しては英国艦船に同乗して負傷者の治療に従事した。
東大医学部の前身東京医学校兼大病院を主宰。明治2年西郷・大久保らの推薦で鹿児島に来て医学校と病院を建て、西南戦争が起こるまで主宰。鹿児島で老後を過ごすことを望んだが,西南役後の新政府の思惑からかなわず,母国に帰国して1894(明治27)年57歳で没。


鹿児島県の歴史散歩 (歴史散歩 (46))
鹿児島県高等学校歴史部会
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