住まい その6)
ハートビルド法でバリアフリーが叫ばれて久しいが、
確かに床はフラットすると躓き等が無くなり人に優しいのです。
ただ、注意したいのは、自宅のトイレ等でスリッパを利用する場合、
開きドアの場合はこのスリッパにドアが
引っ掛かるケースがあるということです。
引き戸タイプなら問題は無いのですが、
ドアの場合は気を付けないといけませんね!
50mm位の段差が逆に欲しい場合もあります。
バリアフリーからユニバーサルの時代です。
あんまり好きではない言葉ですが、
身障者は勿論健常者にも「使い勝手」がいい、
つまりグローバルに「使い勝手」がいいことが理想ですね。
T自動車もいち早くユニバーサルデザインを取り入れて、
コマーシャルしています。
例えば、下枠フラットは車椅子では当然であり、
買い物カート等にも使い勝手がいいのです。
ですから病院や医療福祉施設等に限らず、
あらゆる場所で段差なしが重要だと言えます。
ショップなんかでもこのような気配りがされているか、
新店舗を造る場合に、その意識が店舗オーナーにあるか?
単に儲かればいいという時代から「さりげない気配り」が
最後はお店の信用に繋がると思います。
店員さんやセールスマンの応対の気配りは
ベーシックな点で重要ですが、
お客様がお店の敷地内に入られてから出られるまでの
顧客ニーズに応えるような精神を持ち、
それに向かって努力しているかが大事なことだと思います。
販売する商品も去ることながら、
このことがお客様に感動と歓喜を与えるのです。