雪まくり

今日は久し振りの快晴となりました。
風も無く波も穏やかです。
我が家の前浜では「雪まくり」が見られました。
「Wikipedia」によると、「雪まくり（ゆきまくり、英: snow roller）」とは、風により、地面に積もった雪がシート状にまくりあげられ、絨毯を巻いたような形状が作られる現象で、自然が作る雪だるまを云うのだそうです。
これは稀に生じる気象現象で人が作る雪だるまとは違い、円筒形であり、中心は空洞であることが多く、直径60cmほどまで大きくなるものもあると記載されていました。

雪まくりが形成されるためには複数の条件が必要で
・雪が地面に貼付かないように、氷の層があること。
・その氷の層が湿っていないこと。
・風は、雪の層を巻き上げる程度に強く、かつ吹き飛ばさない程度に弱いこと。
　あるいは、木、段差、坂など、雪が重みで転がりやすい地形があること。
　
最後の条件からわかるように、雪まくりは丘陵地帯に比較的多くみられる現象であり、そうした地域でも全ての条件が都合よく満たされることは稀との事。
一方で、平野部でも形成されることがあるほか、市街地でもビル風によって形成される例があるそうですが、海岸の砂の上に発生する事は記載がありませんでした。
夏季の写真は、今朝撮った砂浜の「雪まくり」です。
浜辺にたくさんの「雪まくり」が西から東に向かって転がっています。









其の海岸から見た「我が家」です。
周辺には未だ雪が残っていますが、日一日と少なくなって行き春が近付いてきている事を感じられます。