今、PCを使って「おむすび」という変わったタイトルのジャズ・アルバムのCDを聴いています。このCDは、昨日、ニッショーホールで行われたJCF主催、JIM-NET協力の「バレンタイン・コンサート」で買い求めたものです。
昨日は、「命のバトンタッチのために、あきらめない」というテーマで鎌田実さんのお話があった後、坂田明さんひきいるバンドYahhoo!(坂田明(サックスと歌)・黒田京子(ピアノ)・バカボン鈴木(ベース)、坂田学(ドラムス))が、このアルバムと、その前のアルバム「ひまわり」から、沢山のナンバーを生演奏してくれました。
アルバム「おむすび」に入っているのは、以下の曲です。
1.おむすび(曲・坂田明)
2.マイ・ファニー・バレンタイ(曲・リチャード・ロジャース)
3.星めぐりの歌(詞・曲・宮沢賢治)
4.死んだ男の残したものは(詞・谷川俊太郎 曲・武満徹)
5.メモリーズ・オブ・ユー(曲・ユービー・ブレイク)
この中の、「おむすび」は、『42歳のお母さんが進行がんと闘いながら、外泊で大好きな家に帰ると必ず子どものためにお弁当をつくった。最後につくったお弁当はおむすびだった。おむすびが命のバトンになる。』という鎌田さんが医者として経験した実話を坂田さんが音楽にしたものです。
「死んだ男の残したものは」は、ベトナム戦争時に作られて当時反戦歌として歌われたもので、お聴きになった方もいるかもしれません。歌詞3番の『死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった』は、昨日鎌田さんが話された今のイラクの子ども達の姿に重りました。
坂田明さんは、歌声はだみ声だし、風貌も話もどことなくユーモラスで、観客席からはしばしば笑いが起きましたが、演奏から怒りや悲しみ、祈りが伝わって胸がいっぱいになることも多く、泣いたり笑ったりと忙しいひとときでした。私自身は一番前の座席で聴いたせいか、演奏の熱気・迫力がズンズン体に沁み込んできました。
このCDは、1月28日販売開始予定。収益金はチェルノブイリとイラクのこどもたちの医療支援に使われるとのことです。
http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&keywords=%E5%9D%82%E7%94%B0%E6%98%8E&search-type=ss&index=blended&page=1
「護憲+BBS」 「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽」より
笹井明子
昨日は、「命のバトンタッチのために、あきらめない」というテーマで鎌田実さんのお話があった後、坂田明さんひきいるバンドYahhoo!(坂田明(サックスと歌)・黒田京子(ピアノ)・バカボン鈴木(ベース)、坂田学(ドラムス))が、このアルバムと、その前のアルバム「ひまわり」から、沢山のナンバーを生演奏してくれました。
アルバム「おむすび」に入っているのは、以下の曲です。
1.おむすび(曲・坂田明)
2.マイ・ファニー・バレンタイ(曲・リチャード・ロジャース)
3.星めぐりの歌(詞・曲・宮沢賢治)
4.死んだ男の残したものは(詞・谷川俊太郎 曲・武満徹)
5.メモリーズ・オブ・ユー(曲・ユービー・ブレイク)
この中の、「おむすび」は、『42歳のお母さんが進行がんと闘いながら、外泊で大好きな家に帰ると必ず子どものためにお弁当をつくった。最後につくったお弁当はおむすびだった。おむすびが命のバトンになる。』という鎌田さんが医者として経験した実話を坂田さんが音楽にしたものです。
「死んだ男の残したものは」は、ベトナム戦争時に作られて当時反戦歌として歌われたもので、お聴きになった方もいるかもしれません。歌詞3番の『死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった』は、昨日鎌田さんが話された今のイラクの子ども達の姿に重りました。
坂田明さんは、歌声はだみ声だし、風貌も話もどことなくユーモラスで、観客席からはしばしば笑いが起きましたが、演奏から怒りや悲しみ、祈りが伝わって胸がいっぱいになることも多く、泣いたり笑ったりと忙しいひとときでした。私自身は一番前の座席で聴いたせいか、演奏の熱気・迫力がズンズン体に沁み込んできました。
このCDは、1月28日販売開始予定。収益金はチェルノブイリとイラクのこどもたちの医療支援に使われるとのことです。
http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&keywords=%E5%9D%82%E7%94%B0%E6%98%8E&search-type=ss&index=blended&page=1
「護憲+BBS」 「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽」より
笹井明子
