29日のasahi.comは「中部、四国、九州の電力3社は28日、フランスで製造した燃料を、近く共同で国内へ輸送する方針を明らかにした」と報じている。
また同記事の中で、プルサーマルのためのウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX)燃料は、「99年から01年にかけ、東京電力と関西電力向けが輸送された。東電分は不祥事で地元が同意を撤回、燃料は敷地内にあるが実施の見通しは立っていない。関電分は燃料データの捏造(ねつぞう)が発覚し、英国に返還されている」とも報じられている。
http://www.asahi.com/business/update/0129/TKY200901280331.html
東電・関電がそのような状況なのに、中部、四国、九州の電力3社は、なぜ今、フランスで製造した燃料を共同で国内へ輸送することを、明らかにせねばならないのか、不可解である。
以前フランスからのプルトニウムを海上輸送する際には、海上保安庁の巡視船「しきしま」が護衛している。今ここで「しきしま」を再度プルトニウム輸送の護衛に従事させれば、ソマリヤ沖へ海上自衛隊の護衛艦を派遣する正当な理由付けができるとの計らいが推測されるのである。
あまりにもタイミングが合いすぎるだけに、政府官僚主導で電力業界を巻き込んだプルトニウム輸送の出来レースではないかと疑念を抱かざるを得ない。
この際野党は地域住民のためにも、中部、四国、九州の電力3社の責任者を国会へ参考人招致して、東電と関電で生じたようなMOX燃料の安全性と信頼性の問題はクリアされているのか、確認して欲しいものである。
「護憲+BBS」「各種業界・団体の動向を観る」より
厚顔の美少年
また同記事の中で、プルサーマルのためのウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX)燃料は、「99年から01年にかけ、東京電力と関西電力向けが輸送された。東電分は不祥事で地元が同意を撤回、燃料は敷地内にあるが実施の見通しは立っていない。関電分は燃料データの捏造(ねつぞう)が発覚し、英国に返還されている」とも報じられている。
http://www.asahi.com/business/update/0129/TKY200901280331.html
東電・関電がそのような状況なのに、中部、四国、九州の電力3社は、なぜ今、フランスで製造した燃料を共同で国内へ輸送することを、明らかにせねばならないのか、不可解である。
以前フランスからのプルトニウムを海上輸送する際には、海上保安庁の巡視船「しきしま」が護衛している。今ここで「しきしま」を再度プルトニウム輸送の護衛に従事させれば、ソマリヤ沖へ海上自衛隊の護衛艦を派遣する正当な理由付けができるとの計らいが推測されるのである。
あまりにもタイミングが合いすぎるだけに、政府官僚主導で電力業界を巻き込んだプルトニウム輸送の出来レースではないかと疑念を抱かざるを得ない。
この際野党は地域住民のためにも、中部、四国、九州の電力3社の責任者を国会へ参考人招致して、東電と関電で生じたようなMOX燃料の安全性と信頼性の問題はクリアされているのか、確認して欲しいものである。
「護憲+BBS」「各種業界・団体の動向を観る」より
厚顔の美少年