猫家五六助さんがコラムで書いておられたように「原発の安全神話」って何だったのだろうと私も思います。
それと、先日の「サロンド・朔」での猫家五六助さんの発言にあったように、今回の「原発事故」の全貌について、私達には理解できるだけの情報が入って来ないということにも怒りを感じます。情報が隠避されているからなのか?専門家といわれる人達にも把握できないほどの事があの原子炉の中で起こっているのか?
私には、目の見えない人達が大勢集まって、「象」という生きものをまさぐりながら
「象は大きな耳を持っている、耳だけの動物だ」
「いや、象は鼻がとてつもなく長い、鼻だけの動物だ」
「いや、象はざらざらした皮膚で出来ている、全身固い皮膚で覆われているのだ」
と、自分が触った感触だけを頼りに意見を言っているように思えてなりません。
しかし、事は私達の命とこれからの子ども達の未来がかかっているのです。「安全神話」正に「神話」だけを頼りに、象より大きくて凶暴な、「原発」という制御不能なものを
生み出してしまったために、計り知れないほど大きな代償を払い続けなければならないのです。
放射能汚染に関しても、「信頼できる情報」が入って来ません。「安全神話」を失った政府は「身体に直ちに影響を及ぼすことはありえない」と、また第二の神話を作ろうとしています。
おじさん、おばさんは大丈夫ってほんとなの?
ヨウ素、セシウム以外の放射能物質は出ていないの?
放射能が遺伝子を傷つけるとしたら修復出来なかった遺伝子はどうなるの?
癌の心配だけでいいの?
と分からない事ばかりです。
海江田経済産業相はこの今の時期に原発の安全宣言を表明し、「原発再稼働」発言をしました。しかしホットスポットといわれている私が住む街のNPO子育て団体が行政に問い合わせた時の答えは、「洗濯物は屋外に干さない方がよい、子どものためのプールや枝豆取りなどの行事は出来れば避けた方がよい。心配はないと思うが、万が一の事態を考えて」という事でした。
子ども達をプールに入れるのも躊躇する。屋外での長時間保育もためらう。そんな国での「原発安全宣言」っていったいどこが「安全」なのでしょう?もう、安全神話はいりません。汚染された環境の中で生き行くしかないのです。
作家の丸山健二さんがご自身のツイッター6月13日付けで、「誰にでも参加できる至高のボランティア活動とは、原発に異を唱えその全てを廃炉にもっていく姿勢を表明する事だ。原発が存在する限り、この国の未来の設計図は絶対に成り立たない。農業も林業も漁業もあったものではない。それでも推進させたがる連中の性根は自滅の欲で腐っている」とまで述べておられます。
「護憲+BBS」「コラムの感想」より
パンドラ
それと、先日の「サロンド・朔」での猫家五六助さんの発言にあったように、今回の「原発事故」の全貌について、私達には理解できるだけの情報が入って来ないということにも怒りを感じます。情報が隠避されているからなのか?専門家といわれる人達にも把握できないほどの事があの原子炉の中で起こっているのか?
私には、目の見えない人達が大勢集まって、「象」という生きものをまさぐりながら
「象は大きな耳を持っている、耳だけの動物だ」
「いや、象は鼻がとてつもなく長い、鼻だけの動物だ」
「いや、象はざらざらした皮膚で出来ている、全身固い皮膚で覆われているのだ」
と、自分が触った感触だけを頼りに意見を言っているように思えてなりません。
しかし、事は私達の命とこれからの子ども達の未来がかかっているのです。「安全神話」正に「神話」だけを頼りに、象より大きくて凶暴な、「原発」という制御不能なものを
生み出してしまったために、計り知れないほど大きな代償を払い続けなければならないのです。
放射能汚染に関しても、「信頼できる情報」が入って来ません。「安全神話」を失った政府は「身体に直ちに影響を及ぼすことはありえない」と、また第二の神話を作ろうとしています。
おじさん、おばさんは大丈夫ってほんとなの?
ヨウ素、セシウム以外の放射能物質は出ていないの?
放射能が遺伝子を傷つけるとしたら修復出来なかった遺伝子はどうなるの?
癌の心配だけでいいの?
と分からない事ばかりです。
海江田経済産業相はこの今の時期に原発の安全宣言を表明し、「原発再稼働」発言をしました。しかしホットスポットといわれている私が住む街のNPO子育て団体が行政に問い合わせた時の答えは、「洗濯物は屋外に干さない方がよい、子どものためのプールや枝豆取りなどの行事は出来れば避けた方がよい。心配はないと思うが、万が一の事態を考えて」という事でした。
子ども達をプールに入れるのも躊躇する。屋外での長時間保育もためらう。そんな国での「原発安全宣言」っていったいどこが「安全」なのでしょう?もう、安全神話はいりません。汚染された環境の中で生き行くしかないのです。
作家の丸山健二さんがご自身のツイッター6月13日付けで、「誰にでも参加できる至高のボランティア活動とは、原発に異を唱えその全てを廃炉にもっていく姿勢を表明する事だ。原発が存在する限り、この国の未来の設計図は絶対に成り立たない。農業も林業も漁業もあったものではない。それでも推進させたがる連中の性根は自滅の欲で腐っている」とまで述べておられます。
「護憲+BBS」「コラムの感想」より
パンドラ