老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

どさくさ紛れ解散総選挙か!

2017-09-17 17:42:19 | 安倍内閣
今朝(9/17)のNHKニュースで、安倍首相が臨時国会冒頭解散する決意をしたと報じた。サンデーモーニングで田中秀征も「この流れはもう止まらない」と語っていた。

「あれだけ北朝鮮危機を煽っておいて、解散総選挙かよ?」「全国の学校で戦時中そのままの防空訓練をしろと強制しておいて、選挙かよ?」「アラート少年よろしく、上空700kmを通るミサイルにけたたましく警報を鳴らしておいて、選挙かよ?」

文句を言えば、いくらでもある。

何度も指摘するが、安倍政権(自民党政権)の脳裏にあるのは、権力保持だけ。そのために、利用できるものは何でも利用する。北朝鮮危機はその絶好の材料だ。危機を煽れるだけ煽り、国民を恐怖に陥れ、国民が恐怖のために思考停止の状態になってくれれば最高と考えていた。

官邸の思惑通り、内閣支持率が多少回復。森友・加計問題追及もめっきり報道が少なくなった。それどころか、多くのメディアは、まるで従軍記者気取りの報道に狂奔している。

多くの国民は、森友・加計どころではない。本当に戦争になるのではないか、と恐れている。危機になればなるほど、国民は政府を頼るものだ。これで、選挙に勝てば、森友・加計問題もチャラになる。選挙に勝ったら俺様に逆らったやつは徹底的に締め上げてやる。覚悟しておけ、というわけだ。

ナチス・ドイツのゲーリングは「もちろん国民は戦争を望んではいない。なぜ畑にいる貧しいまぬけが、自分の命を戦争にさらそうなどと望むだろう?だが、結局、政策を決定するのは国家指導者だ。国民はいつでも指導者達の命令に従わせることができる。連中に、我々は攻撃されているのだと言って、平和主義者は愛国心に欠けると非難するだけで良いのだ。これはどこの国でも同様に機能する。」と語っている。

麻生太郎が言う「ナチスドイツに学べ」とは、こういう事態を指す。

今回の「どさくさ紛れ解散」「犯罪隠し解散」を見れば、北朝鮮危機など本当に存在するのかと言う事を疑わなければならない。何度も書いて恐縮だが、かなりの確率で「出来レース」だと疑わざるを得ない。本当に国家存立の危機ならば、大義名分のない解散総選挙などで政治の空白をつくる暇などない。「出来レース」でなく、本当に差し迫った危機が存在するのなら、解散・総選挙などしている余裕などないはずである。

こう見てくると、安倍政権は、本当に骨の髄まで反国民的政権・反民主的ファッショ政権だと断定せざるを得ない。

何をどうボヤいてみても選挙はある。とにかく、野党共闘を実現し、選挙に全力投球する以外この暴政を止める手段はない。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
流水

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