朝日新聞は、特集「患者を生きる」の中で、2月24日の19面、25日の17面に「緩和ケア医のがん」という5回シリーズの記事を連載中です。
記事で紹介されている主人公の医者は、当初逆流性食道炎を発症し、胃酸を抑える薬(薬名は記載無し)を呑んでいてたことが綴られています。検査の結果食道がんで、リンパ節にも転移がありステージ3で鏡視下手術で無事切除できた様ですが、予後が良くなく2ヶ月入院されたようです。
現在切除不能の食道胃接合部がんである私も、当初人間ドックで逆流性食道炎と診断され、別な医院で胃酸分泌を抑える薬(ラニチジン)を長期処方され、服用し続けていたので、記事の主人公が服用されていた「胃酸を抑える薬」名は何だったのか、記事からは不明ですが、強い関心があります。
何故なら、胃酸抑制剤(逆流性食道炎等治療薬)ラニチジンに発がん物質が含まれていたとの朝日新聞の報道が、昨年の10月4日の夕刊に掲載されていたからです。
時系列から見れば、服用されていた「胃酸を抑える薬」が分かれば、記事の主人公のがん発症の因果関係に迫れる第2の事例に成るのではないかと想像する次第です。今日を含め残り3回の連載を見たいと思います。
因みに厚労省は昨年10月頃、後発製薬会社10社に、「ラニチジンに発がん物質含有」の疑いを指摘し、各社は一斉に自主回収に踏み切ったことが報道されています。
参照:朝日新聞の『増える「食道胃接合部がん」』の記事を読んで (厚顔:2019/12/15)
***
>2019年12月11日の朝日新聞朝刊「生活欄・医療」欄に表題の記事が掲載されたので、注意深く読ませて戴きました。なぜなら私は約3年半前に「食道胃接合部がん」と診断され、現在も闘病中の当事者だからです。
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>ラニチジンを服用中に癌と診断された者として言わしてもらえば、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍治療薬としてラニチジンを服用していた患者で、過去・現在で癌になった人は他にいないのか追跡調査が必要ではないかということです。
>何故なら、この薬の発がん性物質が明らかになったのは今年の9月であり、さらにこの薬に含有されている発がん物質(n-ニトロソジメチルアミン)は、以前から世界の化学・医薬業界で発がん物質と認定されている物質とのことなので、追跡調査をせずして、ラニチジンを製造販売している製薬会社が「現段階で重篤な症状や癌を発症した事例は無い」と言うのは、時期尚早ではないかと思われるからです。
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>この薬品についての関連情報は「ラニチジン自主回収」でネット検索すれば、先・後発製薬会社の自主回収状況や厚労省、関係地方官庁、公共及び私立総合病院等の自主回収プレスリリース等が検索できますので割愛し、ここでは医薬業界専門ネット、ミクスONLINEのネット情報のみを下記URLで紹介します。
>https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68202
>https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68278
***
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
記事で紹介されている主人公の医者は、当初逆流性食道炎を発症し、胃酸を抑える薬(薬名は記載無し)を呑んでいてたことが綴られています。検査の結果食道がんで、リンパ節にも転移がありステージ3で鏡視下手術で無事切除できた様ですが、予後が良くなく2ヶ月入院されたようです。
現在切除不能の食道胃接合部がんである私も、当初人間ドックで逆流性食道炎と診断され、別な医院で胃酸分泌を抑える薬(ラニチジン)を長期処方され、服用し続けていたので、記事の主人公が服用されていた「胃酸を抑える薬」名は何だったのか、記事からは不明ですが、強い関心があります。
何故なら、胃酸抑制剤(逆流性食道炎等治療薬)ラニチジンに発がん物質が含まれていたとの朝日新聞の報道が、昨年の10月4日の夕刊に掲載されていたからです。
時系列から見れば、服用されていた「胃酸を抑える薬」が分かれば、記事の主人公のがん発症の因果関係に迫れる第2の事例に成るのではないかと想像する次第です。今日を含め残り3回の連載を見たいと思います。
因みに厚労省は昨年10月頃、後発製薬会社10社に、「ラニチジンに発がん物質含有」の疑いを指摘し、各社は一斉に自主回収に踏み切ったことが報道されています。
参照:朝日新聞の『増える「食道胃接合部がん」』の記事を読んで (厚顔:2019/12/15)
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>2019年12月11日の朝日新聞朝刊「生活欄・医療」欄に表題の記事が掲載されたので、注意深く読ませて戴きました。なぜなら私は約3年半前に「食道胃接合部がん」と診断され、現在も闘病中の当事者だからです。
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>ラニチジンを服用中に癌と診断された者として言わしてもらえば、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍治療薬としてラニチジンを服用していた患者で、過去・現在で癌になった人は他にいないのか追跡調査が必要ではないかということです。
>何故なら、この薬の発がん性物質が明らかになったのは今年の9月であり、さらにこの薬に含有されている発がん物質(n-ニトロソジメチルアミン)は、以前から世界の化学・医薬業界で発がん物質と認定されている物質とのことなので、追跡調査をせずして、ラニチジンを製造販売している製薬会社が「現段階で重篤な症状や癌を発症した事例は無い」と言うのは、時期尚早ではないかと思われるからです。
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>この薬品についての関連情報は「ラニチジン自主回収」でネット検索すれば、先・後発製薬会社の自主回収状況や厚労省、関係地方官庁、公共及び私立総合病院等の自主回収プレスリリース等が検索できますので割愛し、ここでは医薬業界専門ネット、ミクスONLINEのネット情報のみを下記URLで紹介します。
>https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68202
>https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68278
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「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
