マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

一人の少年

2012-04-07 11:00:33 | Weblog

  その先生はある少年と小学5年生の一年間の出会いがあった。

 不潔でだらしなく、いつも孤独で--どうしても好きになれない。

  その少年の1年の記録は明るく勉強も出来るとあった。

 しかし、その後の家庭環境は母親の死父親の暴力と

 悲しみの中で一人で戦っていたのだ。

  この少年の心に寄り添いたい。

 放課後その少年との勉強で彼の心に何かが芽生えた。

 そして彼は歩き始めた。

 クリスマス---母親の匂いの香水をプレゼントしてくれた。

  それから時が流れ、奨学金をもらい進学、患者の痛みの解る医者に

 なるとハガキが届く。
 
 「あの5年生の時の先生との出会いが僕の人生を救ってくれた。

 結婚式には母の席に座って下さい」と。

  人はいろいろな無数のご縁で生きているのです。

 そのご縁を開花させるのはあなた自身です。